
ミャンマー最後の王都マンダレー
その象徴とも言われるマンダレーヒル Mandalay Hill
市街地やその周辺に王都となった見所の観光エリアがたくさん。
今回は、マンダレーヒルと行き方とその周辺の旧王都を周る旅のモデルコースをお伝えします。
そのマンダレーヒルは、マンダレーを一望できる丘。
頂上にはスタウンピー・パゴダ Su Taung Pyi Pagodaがあり、ここからの眺めが素晴らしく人気の場所。
特に、マンダレーヒルから昇る朝日は格別といわれている。そして僧侶の修行が終わりを告げる夕日もマンダレー最後の王都の去就を漂わせ美しい。
ここは、マンダレーの中でも人気の観光スポットの一つとしてあり、この周辺の古都(歴史)の片鱗として残る王都、アマラプラ、サガイン、インワ、そして王都とになり得なかったミングォンなども見渡せる。
この後、旧王都のアマラプラ、サガイン、インワ、ミングォン の周り方もお伝えします。
マンダレーヒルは、標高230メートルとあまり高くないが、山全体が仏塔の聖地として崇められている。
丘の麓から頂上まで仏塔や仏像が点在し、その階段は1700段を超える参道となるが、世界各地からも参拝者が訪れる。
展望テラスからのパノラマの景色は、周りに遮る障害物もなく自然そのものの圧巻な情景が観られる。
寺院もライトアップされ、眼下の夜景もマンダレー市街地の灯りが美しく、来る度に訪れてる人が多い。
是非、早朝又は夕方から夜にかけて絶景のポイントとしておすすめです。
また日本人として戦没者慰霊碑にも行っていただきたい場所でもあります。
今回は、麓から山頂まで徒歩に挑戦。
宿泊先から二頭の白ライオンまでソンテウを利用。
マンダレーヒルの南参道の2頭のライオン、チンテーヂーンッカウンと言い。高さガ8メートル、3階建てくらいの高さ。
マンダレー市街地の中心部からソンテウ1,000チャットでマンダレーヒルの麓へ!
この後は、山頂まで参道を1時間ほどかけて登っていく、入場料がかかるのは山頂の寺院だけです
マンダレーヒルに登るには……ここで靴を預けます。帰りに靴と引き換えに200チャットを支払います。
時間がある人は麓の2頭のライオン像がある南参道から、1時間弱かけて徒歩でゆっくり登ることもできますが、体力的に自信がない人は、バイクタクシーを利用するのがおすすめ。(料金:約1,500チャット)
この麓にはレストランもあり、帰りに乾いた喉を潤すビールも最高です。
南参道を上がるとすぐに、最初の場所にある仏塔。
チェードーヤ・パヤー、同じものが次の場所にもある。
屋根付きの階段をひたすら1時間。参道は勾配がキツイ場所も多く、体に堪える人も居ますので覚悟は必要!
この日は、参道の階段には人が殆ど居ません。
昇る人の姿は時々見かけますが、降りてくる人は居ません。
頂上の見学で観光気分も100%終わった気になるのだと思います。
頂上で満喫したら!ひたすら早く帰る・・それだけです
次の踊り場に、ピーロンチャンター・パヤー
街の繁栄を唱えた仏塔だそうです。
途中には売店、露店のバナナのフライなどやお土産屋さんが途中にあります。
日本人慰霊碑に供える お線香やロウソクなど物売りが寄って来ますが、お断りすれば大丈夫です。
7合目の駐車場。
ここからエレベーターがエスカレーターで・・・一機に
山頂まで簡単に行きたい方は山頂下まで車で上がれます。
この7合目まで連れてってくれて、そこからはエレベーターかエスカレーターで頂上まで楽々上がれます。
観光客が多い時期や時間帯により込み合います。エレベーターも混雑し若干待つようです。
エレベーターを上がる塔
ゆっくり登っていると夕日に間に合わなくなりますので、早めに行ったほうが・・夕日の時間帯は、観光客も多いので・・
参道から少し歩いて降りた場所に日本人の慰霊碑があります。
当時の戦争で日本がこの地の侵略により多数の戦没者を出したようです。
慰霊碑少し参道からはずれてひっそりと建っています。
地元のミャンマーの方達が日頃より墓守をしています。お参りの際には心付けを。
マンダレーヒルの頂上に・・・
スタウンピー・パゴダ Su Taung Pyi Pagoda

↑スタウンピー・パゴダの仏塔。
予言を与え賜うと言われる仏陀:ビャーデイペー・パヤーは、チークの木彫りに金箔を貼った像。
その左に座って居る仏像が弟子のアーナンダ。
スタウンピー・パゴダのテラスが展望台になっておりマンダレー市街地を見下ろせます。
ここからの夕日が綺麗だということで人気の場所。
後は一機に市街地へ降りて行きます。
帰りの麓近くにあるお土産屋さんでは郷土品が売られているので覗いてみてください。
郷土品が安く買えます。サンダルのパナッが人気。
◎マンダレーのお土産や買い物の情報もご覧ください。
マンダレーおすすめのお土産と買い物の周り方 – Clip
マンダレーヒルの行き方 Mandalay Hill
【アクセス】
マンダレー中心部にある時計塔、ゼーショーマーケットから84番バス で麓の参道入口 行ける。
乗車料金1,000チャット。ソンテウ(乗合ピックアップ)又はバイクタクシーがナイロンホテル真向かいからも出ており10分程度
出発時間:午前7時~午後18時半。但し帰りは18時が最終
↑ナイロン・ホテル前には常にソンテウが待機しています。
【開観時間】午前6時~午後21時
【入場料】マンダレーヒルの山頂では、入場料1,000チャット
※マンダレー全域への入域料は別途10,000チャットかかります。
【服装の注意事項】
寺院や僧院内に入る場合は、肌を露出した服装は避けてください。ノースリーブも禁止。ズボンやスカートはくるぶしまで隠れるものを着用の場所もあります。指定された場所は土足禁止。カメラ、ビデオの持込はできます。
マンダレー ヒルの眼下に王宮とお堀
朝の澄みきった時間には王宮の先に、アマラプラやウーベイン橋があるタウンタマン湖が見える
王宮のお堀からマンダレーヒルを見上げた景色。
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せっかく来たら!数日かけてマンダレー を楽しもう!
マンダレー観光に何日必要か。周り方のコースをご案内します。
マンダレーには、多くの観光エリアが近くにあります。最低でも丸2日間。出来れば3日間の日数があれば、周辺観光を含めて回りきれるかと思います。
1日目:マンダレー市内とマンダレーヒル
↓マンダレーの観光1日のみ
ミャンマーの旅! マンダレー観光おすすめ徹底ガイド15選 – Clip
2日目:南のアマラプラ、インワ、サガインヒル
3か所を一日で廻るのはおすすめできませんが、一番行きたい場所、観たい場所を決めて、じっくり見学。それ以外は、バイクタクシーで見学するといいですね
↓アマラプラ
アマラプラで!ウー・ベイン橋の夕陽を観よう!! – Clip
※アマラプラにも見所スポットが沢山あります。
↓そしてサガインヒル
サガインヒルの絶景と周辺仏塔群!観光おすすめスポット – Clip
↓最古のインワ
インワ観光おすすめ ローカタラピェパゴダ Lawkatharaphu Pagoda – Clip
3日目:北のミングォン又は西のピンウールウィン
2つの内1か所へ行かれるのが一番、ゆっくり回れるでしょう。郊外のビンウールウィンで1泊するのもおすすめです。
おおよそ、こんな感じで周れば、マンダレーとその周辺の見所が全て楽しめます。
私は、マンダレーが一番お気に入りの場所なので、おすすめの各地域のスポットを周ると1週間くらい滞在しても良いかなと思います。
↓特にピンウールウィンの街並みが好き。
ピンウールウィンは観光避暑地!!マンダレーから車で2時間 – Clip
マンダレー を効率よく見学するために!
マンダレーはヤンゴンなどと比べ、タクシー自体が少ない。基本的に流しのタクシーを捕まえることは難しい。ホテルなどに手配してもらえるが、初めて来られる方は専用ガイドさんと同行が一番効率的。やや費用はかかりますが効率よく周れます。
世界最大級の鐘、巨大寺院のミングォンに行くにはタクシーのチャーター以外にも、マンダレーのダウンタウンの西にある埠頭まで行き、埠頭から専用の船で行けます。現地観光と往復で半日は掛かり早朝出発すれば、午後には戻って来れます。
マンダレーの気候とトップシーズン
このマンダレーの気候は、マンダレーからモンユワにかけての一帯の平地帯は、雨季でもヤンゴンほど降水量少なく、1年中を通じて旅行シーズンとされ人気な場所。
暑季の3月~4月は暑さが極めて厳しい言われていますが、ミャンマー国内と比較して湿度がなく、やや過ごし易いと思います。
イギリス占領下時代からに人気の場所のピンウールウィンやラーショーのシャン山地、ミッチーナー周辺の北部山岳地帯などは避暑地とされ、シャン州のピンウールィンの山岳地帯に入ると、朝は涼しさが 快適に感じられるくらいです。日本で言うと「軽井沢」の感覚ですね。
マンダレーの祭り行事も機会がお楽しみください。
●ティンジャン
ビルマ暦の正月の3日間を祝うミャンマー最大の祭り。
1年の汚れを洗い流すといわれ盛大に水をかけ合います。全国で行われるが、マンダレーが最も賑やかに開催される。
毎年4月13〜16日。一年の最大のイベントのためその時はホテルも込み合います。
●タウンピョン祭りは、8月の満月の前の一週間開催される。
マンダレーの北郊外にある村タウンピョンで行われる、精霊(ナッ神)信仰のお祭り。
伝承である精霊ナッ(精霊)を信仰する「タウンピョン(神)祭り」 – Clip
年3回行われ、8月が最も盛大。2017年は 7月31日〜8月7日、2018年は8月19-26日。今年2019年は、観光局へお尋ねください。12月頃と1月頃にもあるので、事前に確認ください。
マンダレーはヤンゴンと違い、マンダレー市内観光以外にもその周辺の観光の見所が盛りだくさんです。
ミャンマーの観光旅行も折角行くのであれば、1週間ぐらいかけて周られることをおすすめします。
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