ティンジャン祭りは毎年4月13日から16日に開催。
ティンジャンという言葉はパーリ語(セイロン.東南アジアの小乗仏教聖典に用いられた古代インドの言葉)から由来して、変わると意味します。
いわゆる一つの年から新年に迎えるという意味です。
ミャンマー王朝時代には王宮に太腿の花を水につけて水掛け祭りを行ってきました。
現代はパイプで掛けたり、器で掛けたりして水遊びをします。
一年中の汚れを水で清らかにすると目的です。
ミャンマーは11月から雨上がりで3月の末まで雨がなかったが、4月はじめに降る初雨で咲くパーダゥ花が咲きます。
日本人が一年を通じて春に桜を楽しむようにミャンマーでも一年に4月に限って咲く花としてお釈迦様にお供え物したり、女性は髪飾りをしたりしてその時期を大切な日にします。
水掛け祭りは午前9:00~午後18:00まで4日間行い、連休であるため、水遊び(濡れる事)が好きじゃない人は、計画的に家族や友達と旅行しその時ばかりは参加しない人も最近では多くなりました。
日本でいうと年末年始の海外旅行となります。人によってはお寺の瞑想センターに入って7日間、もしくは10日間瞑想に励む人もいます。
水掛け祭りに参加しない人のなかで功徳を得るため老人ホームにいる年寄りに頭の洗髪をしたり、爪を切ってあげるような現代風ボランティア的なことをする若者もいます。
水掛け祭り中、車で水遊びをする人、歩きで楽しむ人たちに水掛けステージからモーロンイェポというミャンマー伝統的なお菓子やシュエーリンエーやビーフンの炒めやその他の食事をご馳走する。
夜には踊りのコンテストとイルミネーションで飾った舞台(実際は車でいろいろ飾って、イルミネーションしたもの)など催しが多く楽しめます。
17日はミャンマーのお正月であり新年。
パゴダーやお寺に参拝する人々で賑わい大勢の僧侶に寄付物を捧げるのも新年のいい習慣の一つである。
ヤンゴン市役所前の水かけ祭り開始式
水かけ祭りの様子
歩きで楽しむマンダレー水かけ祭り
水かけ祭りのステージからご馳走するモーロンイェポ
シュエーリンエー
ビーフンの炒め
パーダゥ花
老人ホームでシャンプーをしたり、爪切をしたり
踊りのコンテストとイルミネーションで飾った車のショー
地元の工夫により様々なパレードで盛り上がります。
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