ミャンマー観光事情 ”親日国にラブコール” 観光誘致への期待【観光インフラ急加速】

外国人旅行者の増加が著しい”微笑みの国ミャンマー”

民主化以前の 2010 年は、わずか 80 万人だった外国人旅行者数が2017 年には 4 倍強の 340 万人。
観光はミャンマー経済へ好影響をもたらしています。

ビジネスチャンスも広がり2011 年と 2017 年で関連データを比較してみると旅行会社は759 社から1,050 社。
観光ガイドの人数も3,160 人から7,820 人に増員。
宿泊施設は731 軒から1,590 軒と大幅の倍に増加。
その結果、外国人旅行者の国内支出金額は、3.2 億ドル(対 GDP 比 0.5%)から 19.7 億ドル(同 2.9%) へと6倍強に拡大しているから驚きです。

こんなミャンマーを海外の資本家は放って置くわけもなくホテルや複合施設への海外直接投資残高は、11.4 億ドルから 43.7 億ドルへと 3.8 倍となっているのです。(大和総研調べ)

↓ヤンゴン観光
【2020年ミャンマー旅】ヤンゴン観光おすすめモデルコース

↑シュエダゴン・パゴダに隣接するカンドージー湖

なぜミャンマーは観光が注目されているのでしょうか。

軍事政権時代に外国人訪問禁止となっていた地区が徐々に解除され未知の国への興味が世界の人々の心を捉え始めているのです。

もともとミャンマーは、多くの観光資源に恵まれ観光地としての潜在力は高い国。
内政的にも安定し観光客も急速に増えているミャンマーは、国を挙げて観光資源の有効活用に取り組んでいます。
そのため利便性、快適性を追求したハード・ソフト両面のインフラ整備を進めミャンマー観光産業のさらなる発展目指しているのです。

日本人観光客の誘致促進の活動を強化

ミャンマー政府は、昨年日本からの観光目的での入国者に対するビザを免除するビザ免除制度が導入されました。

これを受けて同国の旅行会社、宿泊施設、ランドオペレーターなどで構成するプロジェクトもでき日本人観光客のミャンマー入国ビザ免除を受け、ミャンマーへの新ツアーを発売開始したりデイリー運航に増便したこともあって日本からの渡航者数は、2012年の47,690人から2017年には101,484人と5年間で2倍以上に増加しています。

ヤンゴン訪問の国別外国人旅行客数をみると、トップ3は、タイ、中国、日本だとミャンマー旅行業協会は発表しています。
この背景には戦時中のビルマから戦後の対日の交友が原点にあり民主化を唱えたスーチー氏の父、アウン・サン将軍の存在が大きいことは広く知られています。

アウン・サン博物館

日本では主にビジネスの対象として有望な投資先として招致されるミャンマ-ですが、 またその一方観光資源にも大変恵まれた国であり殆どの地域が解放された現在、観光に訪れる魅力も満載です。

これからの対日観光産業の状況を注目すると「アジア最後のフロンティア」として注目されるミャンマーですが、多くの魅力的な観光資源を擁し、今後の観光産業の成長にも期待が集まり、現地進出の日系企業の状況や投資環境上のメリットが大変高い評価しているのが解ります。

日本人の観光客も増加にしたがって、日本語専属ガイドがいるバガンのバガン遺跡ツアー等日本人限定ツアーも盛んになるなど日本語の必要性も増している。

現在の旧首都ヤンゴンは、ビジネスマンや観光客をあてこんだ海外資本のホテルやデパートがオープンしこれがアセアン諸国の最後の後進国と疑うほど毎年、急激な進化を遂げています。

空港ターミナルの増設、航空便の増便、観光バスの増加、宿泊施設、オフィス、レストラン、ショッピングセンター建設など様々な動きが見られる。
観光産業としてのビジネスチャンスは広がりをみせ着々と振興していることが解ります。

日本人好みのエキゾチックで魅力的な観光スポット。

日本の 1.8 倍の国土を有し温暖な気候と豊富な資源に恵まれたミャンマー。

日本人観光客の主な行動パターンは、主要な遺跡観光や夕日・朝日観賞と言えるでしょう。
古都バガンに残る仏教遺跡群はミャンマー最大の観光資源となっています。
ミャンマーには、今年、世界遺産に登録されたバガン遺跡やインレー湖など伝統的な文化遺産も多く存在しています。

多くの仏塔や寺院が林立する世界三大仏教遺跡群のある「バガン」、歴史ある建築物や仏教施設などが残る遺跡群、知る人ぞ知る穴場は訪れる観光客の心を捉えて放しません。


↑人気のバガン気球ツアー

今後、期待がされる最後の秘境のミャンマービーチリゾートも例外ではありません。
日本の有名観光地のような華やかさは無く、現地の日常生活(住居、農作地など)の中にパゴダ(寺院)や遺跡といった観光スポットなども最も日本人好みと言えるでしょう。

↑チャイナタウンのマーケットも朝夕の賑わう

美しい夜のヤンゴンを眺めながら優雅な気分で過ごせるエキゾチックな国に間違いない。
ビジネスマンでも観光客でも、アジアの秘境と向き合い、くつろいで贅沢な気分で滞在を提供しています。

観光地の施設も今ではかなり充実しデラックスクラスのリゾートホテルには、バンガローやヴィラタイプの客室を構えるホテルも多く優雅で快適なリゾートライフを過ごせるでしょう。
また、今年、法的改正により新ギャンブル法により外国人観光客だけが利用できる施設が許可されました。近々にはヤンゴンでもカジノ、ギャンブルが可能となる見込みで一層の誘致が図れると考えます。

目まぐるしく発展するミャンマー・・・・
現在のミャンマーを一度訪れてみませんか。

今年・令和元年こそチャンス!!観光ビザが無い時に気軽に行こう!


是非、微笑みの国、そしてエキゾチックな国に足を踏み入れてみてください。

2020年ミャンマー観光ベストシーズン到来。 10月~3月が一番快適!

 

Clip管理人編集まとめ役

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日本人が見たい知りたいこと、アジアの人達たちの習慣、風習など知ってもらうため色々な角度からリアルタイムの情報をこの“Cl i p”で公開していきます。

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