絶妙な熟成度合いで揚げたバナナチップスは、タイでしか買えない
バナナの熟成度に応じながらパーム油で揚げることで甘くて少し酸味があり、バナナ100%の天然の甘くて少し酸っぱい味があっさりの絶賛の美味しさです
日本人へのお土産として渡した全員が、また買ってきて欲しいと言うリクエストがあるのが、このバナナチップスです
なんだ・・バナナチップスと思う人が、最初は多いと思いますが、食べてみないと解らないのが残念です
↑各ビニール袋には、乾燥剤として「竹(笹)の葉」が入っている
今回は、タイのここでしか買えない、熟成バナナチップスを詳しくご紹介します
わたしの出身は、東北部のウドーン・ターニーです。その近くの農村が、今回の製造元の村です
ウドーン・ターニーから、更に北へ100キロぐらいのノーンカーイ県のサムコム地域の名産のバナナを使った販売所です
バンコク市内のどこにでも見かけるバナナチップスは、砂糖漬けやハチミツ付けの甘さや、歯ごたえも堅く美味しさが半減します
なによりバナナの風味がなく、甘すぎて砂糖のお菓子という感じと考えていると思います
熟成揚げバナナチップスは、手作りでバナナチップスの仕上がりまで砂糖やハチミツは一切使用していません
自然の甘味が特徴で、食べると口の中に酸味があり、そしてありまろやかで食べやすいのです
この町の直売所では、出来立てのバナナチップスや干しバナナを購入することができますが、バンコク市内での販売は限られております
展示即売会や直接注文発送でしか、食べられません
お土産としても見かける場所も少ないのです
↓パーム油により程よい熟成されたバナナを揚げていきます
熟成揚げバナナチップスは、まずスライスしバナナをパーム油で揚げます
ここのバナナチップスは、タイ国のOTOPにも認定されていてお土産にぴったりです
・・
タイの一村一品、OTOP (One Tambon One Product) とは・・
タイでは、80年代後半からバンコクを中心に経済成長を遂げる一方で都市部と農山漁村部の収入格差が広がっていき、問題を解決するため、タイ政府が「ローカルにしてグローバル」・「地域コミュニティの自主自立と創意工夫」「人づくり」という理念のもと地方開発にあたり農村の自主自立、伝統の知恵の維持を目的としていわゆる村おこしの活動を始めました
↓サムコムの地域住民同士で協力して、バンコク市内へ出荷しています
ここサムコムも「一村一品の運動」を掲げ OTOPプロジェクトを 2001 年より開始したのです
文化省、農業・協合組合省、観光・スポーツ省、産業省、商務省などの約 22 部局が連携し、国家規模での取り組みを推進しています
OTOP 製品については、年3 回ほどバンコク郊外の IMPACT アリーナで行われる巨大な OTOP イベント(約2,700店舗が出展)やチャトチャックウィークエンドマーケットやデパート内のフェア等で今回の熟成揚げバナナチップスは、物産展としても売られています
ですので、バンコク市内の各テナントでも常時購入ができつつあります
バナナを揚げることで、バナナの熟度に応じて甘くて少し酸味がでます。バナナ100%の天然の甘くて少し酸っぱい味が美味しさが、一層に際立てます
製法にもこだわり七輪の炭火の熱風で約4時間以上、焼きながら油を絞りだします。
油の腐敗臭を軽減しサクサク感により美味しく、独自の食品を活かした保存方法で出来上がります
こもう一つの特徴として、こで獲れるバナナは、天然のバナナとしていくつかの庭園で植えられています
この地域の山で、自然に育てているバナナです
人口の肥料を使用していません。土を耕す必要もなく、水など人の手を掛けず野生のとして山の土のミネラルが豊富に含まれているのが特徴です
サムコム地区の物産やお土産屋の多くはバナナ製品が立ち並んでいます
そのバナナの大半がナムワバナナ品種であり、乾燥バナナや揚げバナナとして用いられます
また色々な味の揚げバナナなど様々な方法で加工できるのでバナナとして最適と言われています
〈ナムワバナナの品種〉
原産は東南アジア、タイ、マレーシア、インドネシアの熱帯の絶品バナナ「ドワーフ ナムワバナナ」です
バナナの王様、キングオブバナナと称され高価な取引される高級バナナの品種です
高品質と言われる由縁は、糖度と酸味のバランスが良く、もっちりとした高密度な触感、一本が普通のバナナの3分の2くらいの少し小さめの大きさです
ナムワバナナの味の特徴は、あんまり馴染みのないこのお名前ですが、 タイ原産のバナナで、日本で採れるバナナの中では一番糖度が高く味も濃い! ナムワバナナの中でも更に品種が枝分かれしており中には糖度30度に到達するものもあります
この村一帯の永い文明や歴史があり、特にラオスとの国境となる有名なメコン川の近く良い気候これにより、バナナの美味しさの源が原料から生まれています
↓大地の恵みは、メコン川の畔のミネラルから作られるカボチャ畑
また、この村で熟れた果実には、バナナ、タロイモ、ジャガイモ、カボチャなどの農産物もあり
それらの農産物加工が地域のコミュニティのメンバーにより製造・販売も盛んで地域そのものの循環が営まれています
↓カボチャを一枚一枚づつスライスも手作業です
熟成カボチャのチップスの仕上がりです
カボチャの栄養効果もあり、食べて欲しいチップスの一つです
↓タロイモの熟成したチップスも自然の甘さが人気
手作りの生産段階も、現地の即売所では観光としてその場で、そのプロセスを見学することもできます
是非、そんな一つ一つ丁寧に仕上げた熟成揚げバナナチップスを一度は、タイに来たら探して食べてみてください
袋詰め前の手作りのバナナチップスです
大量生産ができない手作りでの加工ですので、限定生産の出荷しかできないのです
きっとお土産に買って帰りたいと思いますよ・・・タイ人お墨付きのお土産です
1袋 50バーツ 210円からあります
容量により違いますが、2袋150バーツ、お徳用の倍の容量をおすすめします
甘過ぎず、つい沢山食べてしまいます・・・(笑)
生産地のサンコムのバナナ「メーアーラック」
ร้านของฝาก-แม่อารักษ์ อำเภอสังคม จังหวัดหนองคาย
↓MAP
バナナは体にいいですから、ご賞味ください
バナナには豊富なビタミンとミネラルが含まれており、ビタミンA、C、Eの他、筋肉や神経の健康に重要なカリウムやプロテインもが含まれているのです。
バナナの成分の中には長時間エネルギーを供給ができるのですが、それ以外にも視力や皮膚の健康を保つ効果やストレスを軽減する効果も備わっていますので女性の美容のためにも最適なお土産にもなりますよ・・・
熟成揚げバナナチップスは、バナナ以外の糖分も使用していないので「低カロリー」としてお土産には喜ぶと思います
世界的なバナナ生産量は、以外な国が多いのです
2022年の世界のバナナの生産量は、なんと「インド」で圧倒的です
1位はインドの34,528,トン、2位は「中国」の11,776,トン、3位は「インドネシア」の9,245,トンとなっています。
わたしの国のタイは19位、日本で普段スーパーで買われるお馴染みの「フィリピン」は7位の5,955トンです
そして台湾バナナは、40位という、かなり下位の方なのですね・・・
輸送コストや時間など考えての日本への輸出だと思います
実は、タイの生産量世界一を誇るのは、ツナ缶をはじめとした缶詰産業なのです
北部一帯の農村でも缶詰工場が多くあります
日本へ輸出される中でも、ペットフードの缶詰はタイの製品が多いそうです
日本へ届けられていますのでペットを飼われている方は、是非、タイのブランドではありませが、生産地もみて貰えばタイのペットフードの缶詰が多いようです
↓あわせてご覧ください
チャトゥチャック・ウィークエンドマーケットなら全てのお土産が揃う
ノーブランドですが、チャトチャック・1袋75バーツで販売していました
2袋購入して帰ります
程よい甘酸っぱさが、美味しいですよ。
食感も堅くすぎず、柔らかくない・・・食べやすいチップスが人気です
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