畜産事情は、習慣、風習から様変わりしつつある

牛乳・乳製品の消費は拡大し、生乳生産量も増加している。

ミャンナーは肉食の少ない国と言われているわりには、牛(肉用牛および乳用牛)の飼養頭数が多い国。
数字だけのデータを見ると、なんとアセアン諸国の中ではミャンマー、インドネシア、ベトナムとなっています。

肉用牛に限りますと飼養頭数では、インドネシアが最大で、タイ、フィリピン、マレーシアの順になっています。
このことは、ミャンマーが古くから肉類を食べる習慣がなく、また1947年の独立以前の英国の植民地時代に制定されたいわゆる不変の法典言われた「1947年法」にある役牛のと畜を禁止とともに、国内の移動も制限していたことも影響してたようです。従来のミャンマー人は、牛は農業・耕作に使い、家族同様の生活のなか、殺して食べるという家畜の概念がなく、ミルクや、チーズとしても食べてきたからだと言う。

しかし、モノ・サービスが自由に取引される市場経済に移行したミャンマーは、法整備も進み、“人々のための法律を”と「1947年法」からの脱却が始まりました。

多くが農作業の耕作や物資の移送のために役割として飼養されている農業用とした牛も「1947年法」から解放され、現在は酪農家が肉用として販売できるようなり、肉用の販売も急速に伸びています。

 

酪農にも力を入れている農業国ミャンマー。

牛の生産は、大半は小規模・零細酪農家が行っていますが、最近、中規模・大規模酪農家が増えてきた。これは海外からの技術支援や投資が後押ししているようであり。

農業国のミャンマーは、国民の70%が農業に従事し、農業への依存が大きい国。そのために政府は、農産物の生産拡大や農業従事者の生活向上の取り組みに積極的で、酪農にも力を入れているのです。

所得向上により消費が伸びる乳製品。紅茶やコーヒーに入れて飲まれている。

牛乳・乳製品消費量は、近年急増しています。生産された多く生乳の多くは、加糖れん乳に加工されて、ティーショップと呼ばれる飲食店で紅茶やコーヒーに入れて飲まれています。同時に、粉乳類を含めた乳製品輸入量も年々増加しています。

ミャンマー人の伝統的な食生活には牛乳・乳製品を使う習慣がないことで牛乳・乳製品消費量は今まで非常に少なかったのですが、所得向上により消費が伸びるという世界共通の傾向から見ると、今後のミャンマーの乳製品の消費も伸びると期待されています。

ミャンマーの肉料理

ミャンマーは中国、ラオス、バングラディッシュ、タイ、インドなど、たくさんの国と接しています。そのため、ミャンマーは多民族国家で、料理の種類もそれぞれあり、いろんな料理があります。

その中でも、ミャンマーで約70%を占めるのがビルマ族の料理です。ビルマ料理は、スパイスの使用が他のアジア料理と比べると控えめなこと、油をたくさん使用することが特徴です。

辛さはインド料理から、油っこさは中華料理から影響を受け、ミャンマー独自の味を作り出したものが、ミャンマー料理と言えるでしょう。ハマったらとまらなくなってしまうのがミャンマー料理です。

ミャンマー料理の作り方にも沢山ありますが、基本的に、最初は油と玉ねぎ、ニンニク、ショウガを炒め、それから、肉もしくは魚を入れ、ナピラー、味の素、タマリンというものをいれ、最後にマサラ、またはパセリやグリンチーリを入れて完成する代表的な料理。

乳製品が消費されるカフェは新しい社会の象徴。中流階級が推進役。

乳製品を言うとスーパーなどでポリ容器にアルミのふたをした牛乳が市販されるのが主流で、その消費量も増加傾向にありますが、ミャンマーでは牛乳消費の多くは紅茶やコーヒーとともに消費されるれん乳での消費が大きいのです。生乳の一部はアイスクリームやヨーグルトなどにも加工され消費されますが、喫茶店等で、れん乳消費が中心なのです。

ミルクをはじめ乳製品が使われるおしゃれなカフェがヤンゴンでは、ここ数年間で続々とオープンしています。カフェブームはヤンゴンに暮らす中流階級が起こしているのです。彼らは木づくりのテーブル、スイートな音楽が流れるカフェで、コーヒーを飲みながら読書したり、スマートフォンを操作したりと、先進国と変わらない癒しを味わっています。

以前は簡易的なインスタントコーヒーを提供するカフェが主流でしたが、近年、世界的にも好評を博している自国のコーヒーを焙煎して出す店も増えています。

勿論チェーン店もあります。ネピドーとマンダレーにも店舗を持つNerbin Cafeチェーンはミャンマーで最も古く、コーヒーは約2ドル。屋台で出される伝統的な飲み物の約10倍です。

人々の流行への関心や向上心を高める効果を果たしているコーヒーカフェはミャンマーの消費文化の推進役の一つになっています。

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