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ミャンマーで合法ギャンブルのカジノが解禁!
- 2019/4/11
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”新ギャンブル法”により外国人観光客だけが利用できる施設が許可。
ミャンマータイムズによると昨年、制定されたギャンブルに関する法律に従って5月よりミャンマーでカジノが合法的に運営が許可された。
東南アジア諸国で、唯一ミャンマーとタイの二か国がカジノを運営していない。既存からあるギャンブル法の制定は1986年に定められていたが、2017年、ホテル観光省から、外国人観光客を対象にカジノの運営を許可するようリクエストがあった。外国人観光客は、カジノがないことで他国への観光流出がある報告。
これを受け止め、内務省では観光業と税収の向上を目的に、新しいギャンブル法を制定した。
カイン州ミャワディの国境エリアでは正式な許可を受けずに、カジノを違法運営している地域もあり、改めて、そのような地域にも、運営上の安全も保障、犯罪面の是正も含めこれらの地域では新しい法律を考慮し税収、発展ににも期待してい。
ミャンマー国民は運営と雇用のみ許可で利用は禁止する
法律が施行されるとヤンゴンやマンダレーのホテルでカジノの営業開始が検討される。ただし、カジノを楽しめるのは外国人だけで、パスポートや身分証明書の提示が必要。
ミャンマー国民はカジノの運営や雇用は許可されるが、国民の利用を許した場合は営業停止処分となる。
ミャンマー、カジノ合法化の背景
↓ 昨年:日本経済新聞 配信より 2018/3/27
ミャンマー政府が国内でのカジノの合法化を検討している。タイや中国などの外国人観光客を呼び込み、税収増につなげる狙いがある。ミャンマーの国境地帯ではすでに多数のカジノが営業している。少数民族武装勢力が関与しているとされ、合法化による現状追認は武装勢力への経済利権の分配にもなる。タイとの国境に近いミャワディもそんな町の1つだ。
タイ国境地帯のカジノは観光客や地元の住民らでにぎわう(カイン州ミャワディ)未舗装の坂を下ると突然現れるライトアップされた建物。店内には2枚並べたカードの大小を当てるゲームなどで約40卓がある。マカオやラスベガスの大型カジノと比べると小規模だが、周辺の家や商店に比べると明るさや清潔感は際立っていた。パスポートなど身分証の確認はなく、わずかな手荷物検査だけで入場できる。
人々が手に握るのはタイ・バーツ紙幣。チップは使わない。1回の賭け金は100~300バーツ(約330~1000円)が相場だ。時折、高倍率の当たりに歓声が上がるほかは、黙々とカードが切られていく。客の多くはタイ人の中間層だが、ミャンマー人の姿もあった。
ミャワディはミャンマーとタイ、ベトナムまでを結ぶ「東西経済回廊」の結節点として知られ、川を隔ててタイ西部の町メソトに隣接する。実はカジノの前を流れる幅20メートルほどの川が国境で、無料の船で簡単に行き来できる。厳密には密出入国だが、あまり気にしている様子はない。
本来、タイと同様にミャンマーでもカジノ営業は禁止だ。それにもかかわらず堂々と営業できるのは、多くのカジノが地元の少数民族武装勢力とタイ側の資産家による「ジョイントベンチャー」になっているからだ。
武装勢力といっても、政府側と停戦し、現在は国境警備隊に編入されている。治安当局との「特別な関係」を活用してビジネスを展開する。地元ガイドによると、ミャワディ周辺では2年ほど前からカジノが出現し、今では10軒前後が営業している。ミャンマーではカジノ合法化に向けた議論が本格化している。2月に議会でカジノ解禁論について問われたオン・マウン・ホテル・観光相は「関係省庁としてはカジノの合法化には反対しない」と述べ、法改正に前向きな考えを示唆した。
カジノからの税収を期待する地方政府は、中央政府以上に積極的だ。ミャワディがあるカイン州のほか、以前から多数のカジノがある中国との国境地帯のシャン州、中国人が多数往来するマンダレー管区などがカジノ解禁を要望している。
また、地元に少数民族武装勢力を抱える地方政府にとっては、カジノ利権の供与という形で武装勢力との交渉材料を獲得することにもなる。公然と違法カジノが増える現状に比べれば、公認したほうが行政として管理しやすい面もある。
ただ、カジノの合法化が実現するか、現時点では不透明だ。地元紙ミャンマー・タイムズによると、ミャワディでは1月に地元住民ら約300人が合法化に反対してデモ行進した。治安悪化への懸念に加え、カジノそのものに観光客の底上げ効果があるのか懐疑的な見方も多い。
カジノのができることで都市は、賑やかになりますね。と同時に犯罪が増えないといいですが・・・
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