コーヒー好きにはたまらない!!ミャンマーコーヒー


ミャンマーの地域特性を活かしたアラビカ産コーヒー

ミャンマーの2大生産地。
マンダレー州の”ピンウールウィン”とシャン州”ユワンガン”で栽培されたアラビカ種100%のコーヒーが世界から注目されている。

ミャンマーは2016年アメリカ・アトランタで行われた品評会とも言えるSCAAエキスポにおいて高評価を受けアジアの産地として世界で注目を浴びる生産国となっている。
隣国の東南アジアの中でベトナム、インドネシア、ラオスに次ぐ生産量を確保できつつあり”新しい供給国”としても世界から注目されている。

”コーヒーベルト”と言われるコーヒー豆の栽培に適した緯度!
コーヒー豆栽培に恵まれた場所

この地域は、元々コーヒーベルトの緯度にありながらコーヒー栽培に適した高原に位置し標高は約1,000メートル以上の立地にと恵まれた気候の中、大変肥沃な土壌で栽培されている。
いわゆる作るべくして栽培する地域なのです。
コーヒーそのものは、深みがあってフルーティーな感じがありながら、後味が良く非常にバランスのとれた味わいが特徴で評価されている。

ミャンマーのスペシャルコーヒーの2大産地。
マンダレー州ピンウールウィンとシャン州ユワンガン。

その2大地域の一つ!ピンウールウィン(Pyin Oo Lwin)のこだわり

ミャンマー国内でもマンダレーから車で約3時間半のシャン高原に位置しピンウールウィンが生産量も多く、場所的にアクセスし易くピンウールウィンのコーヒーは既に日本に輸入されているようですが、生産量的に大規模な輸出に至らなく希少価値があるようです。

ミャンマー北部のマンダレーにあるそのピンウールウィンは、イギリス統治時代、かつて植民地として避暑地として開発した街だけに、シャン高原は今でも英国の情緒がある建物や湖畔を中心にモダンなホテルなどが建ち並ぶなど観光地としても人気の街。

当時、1800年代後半に、ロブスタ種などのコーヒー栽培から始まり、1930年代以降アラビカ種の栽培も行われるようになった。1930年、スコットランド人によりピンウールウィンから15km離れたChaung Gwae という街でコーヒーの栽培を始めており、それが基にミャンマーコーヒーのルーツはピンウールウィン:Pyin Oo Lwinの地が起源と考えられています。

その後、アメリカCQI(Coffee Quality Institute)の支援により品質が上がってきたミャンマー。 現在は、東洋のパナマと称されるほどの品質を保ち。東南アジアでも唯一良質なコーヒーができる新しい産地とされています。


↑シルバーオークの植栽を有するコーヒー農家

ピンウールウィンの最大農園を所有する シュウェ・プズン

ピンウールウィンの農園を所有する有名な会社「 シュウェ・プズン :Shwe Pu Zun」ミャンマー国内、優良企業の菓子とコーヒーのメーカー。

ミャンマーのコーヒー栽培の起源は、19世紀に始まり1880代にキリスト教宣教師により当時のビルマ南部のタニンダーリ州とカレン州にロブスタ種のコーヒー豆の栽培を導入したのが最初だと言われている。
1930年にはシャン州とピンウールィンにアラビカ種のコーヒー豆を植えたという。そのシュエブゾン農園では、主にアラビカ種の豆を栽培している。ミャンマーでは高原で比較的涼しいこともあり、アラビカ種の栽培が主流だという。

アラビカ種の栽培の特徴として、温度変化に弱く、夏は日陰を作り、寒い時期は冷たい霧などから守るためシェルターとなる木が必要であるとされシルバーオークが必要不可欠とされている。シェルターにシルバーオークを使うのは1935年にジョージ・シャンクというスコットランド人が導入した方法で、近年はピンウールウィンコーヒー農園の殆どがシルバーオーク栽培を導入している。

特にシャン高原は、一年の中で、気温が氷点下から最高気温が38度ぐらいまで高低差が著しい。コーヒー栽培の適温とされるには、夏季の日差しと冬場の低温を避けるためのシェルターとなる木が必要なのだという。 コーヒーの木は約1.4メートル×1.2メートルの間隔で植えられ、その横にシルバーオークが植えられている。

シュウェ・プズン の本格的なコーヒー栽培は、2000年から苗木の植え付けを始めたと言う。コーヒーは苗を植えてから4年目で収穫できるが、シェルターとしての機能をもつシルバーオークが育つのには、それ以上かかるため、実際にコーヒー豆の出荷を始めたのはこの10年前からとなった。

ピンウールウィンコーヒーの実の収穫時期は12月から3月。その収穫時期には、街の女性達により、赤く実ったコーヒーチェリーを一つ一つ手で摘む様子が見られる。



↓ ピンウールウィンの街は
ピンウールウィンは観光避暑地!!マンダレーから車で2時間 – Clip


↑ピンウールウィンの中心地の市街地の時計台

小農家が中心のユワンガンはシャン州で最大級の生産量を誇る地域!

現在は常に品質向上を目指すユワンガン

発酵過程におけるユニークな精選方法やマイクロロットに挑戦しているジニアスコーヒーは、ミャンマー国内で唯一のコーヒー会社起業。このユワンガンのリーディングカンパニー。

地域の農家とともに成長を遂げる輸出会社。ユワンガンで一番大きな精選工場を所有し、常に品質向上にも取り組んでいる。小農家への教育からトレーニング、苗木・資材等の提供をしている。
ジニアスコーヒーが主体となり、社会起業家として、コーヒーの産地の農家にもっとコーヒー栽培の可能性を感じてもらいたいという思いからコーヒー事業を始めたと言われており、現在ミャンマーのコーヒーは、その生産量の殆どがアラビカ種(80%)で他ロブスタ種が栽培されています。

シャン州マンダレーと呼ばれる地域では軍事政権時代からの大農園が広がっている一方、シャン州のユワンガン地域で小農家が栽培するコーヒーは、イギリス植民地時代から続くコーヒー栽培は、最近までその生産のほとんどを中国市場に安く買いつけられてたが、ジニアスコーヒーは、この地域にコーヒー栽培をすることにより、地域農家の収入源を増やしたいと活動を行なっている。
最近では、周辺でも一番高い価格でコーヒーチャリーを購入を実現。また地方の農業を活性化により、都市へ移り住む若者が地元に住み続けられるようにし、しっかりと生活基盤を築いていけるようコーヒー農家の産業に取り組んでいる。

コーヒー豆の品種はアラビカ種とロブスタ種の2種類!
希少な美味しいアラビカ種のこだわり

コーヒー豆の品種は、大きく分けて2種類あります。
アラビカ種、カネフォラ種(ロブスタ種)です。
簡単に説明するとアラビカ種は、栽培するのに条件が厳しく、耐病性も低い上に一度に収穫出来る量も少ないのですが、香りが華やかで、コーヒーの風味も良く、高品種と言われています。
コーヒー専門店で使用している豆の殆どはアラビカ種。
そしてカネフォラ種(ロブスタ種)はそれとは対照的で栽培しやすく、耐病性も高く、一度に収穫出来る量も多いのですが、苦味が強く渋味もあり、比較的安価で取り引きされます。
主にインスタントコーヒーや缶コーヒーに使用されています。ですのでミャンマーに於いて、品質にこだわり高価の取引きとしてアラビカ種にこだわるのです。

東南アジアの中でコーヒーが有名なのは、ベトナムやインドネシアですが、また違った味わいが楽しめるのがミャンマーのコーヒーです。
最後のフロンティアと云われ、最近何かと話題の多いミャンマー。
そのミャンマーも、”コーヒーベルト”というコーヒー豆の栽培に適した緯度に属しコーヒー豆栽培に優れた場所なのです。

ミャンマーでは、スターバックスなど世界規模のコーヒーチェーンはまだ進出の予定がないことが報道されている。
7Day Daily紙:2018年9月14日スターバックスの関係者が、ミャンマーへの進出をしばらく凍結すると発言した。

この毎年、国内外でもコーヒーの需要が高まってきている。

生産から生豆の出荷までほとんど手作業で行われるミャンマー。
近年、アメリカや日本からもコーヒーの専門家が支援、指導に携わっており、そして現地の雇用の促進なども確立し管理面でも清潔な環境下で保管されている。
気象、天候状態に併せた最適な焙煎技術でローストを行うなど丁寧に作られているところがミャンマーコーヒーの特徴でもあり味と併せて人気のコーヒーとなりつつある。

ミャンマーコーヒーは、ミャンマーの一大産業となりつつある!

“コーヒー”に携わる国内メーカー

◎シュウェ・プズン:Shwe Pu Zun

ミャンマー人にもコーヒーが浸透しつつあるなか、カフェと言えば、ヤンゴンのMoon BakeryやマンダレーのSP Bakeryが有名。
そして、もう一つ忘れてはならないのは、シュウェ・プズン:Shwe Pu Zun。シュウェは黄金、プズンはエビ、「黄金のエビ」という名前となりますが、元々はエビの養殖業から転向し、現在はミャンマーで1位、2位を争う有名なコーヒーブランド「Shwe Pu Zun」(シュウェ・プズン)を構築。
シャン州などに自社農園で栽培したコーヒー豆を使っています。
現在はコーヒーを中心とした農産物も扱い、ヤンゴン市内にもカフェをオープン。
コーヒーの他、ケーキ、パン、クッキーなどが有名でお土産品としても見かけます。

コーヒーそのものは、全く癖がなくテイストとしては軽く、やや酸味が弱く日本人好み。飽きない安定した味わいとして楽しめます。

名 称:シュウェ・プズン Shwe Pu Zun Cafeteria & Bekery House
住 所:No.246,248,  Anawrahta Road, Lanmadaw Township, Yangon, Myanmar.
営業時間:午前8:00~午後20:00
Tel: 95-1- 222305, 211709, 227171,  Fax: 227771.
公式ホームページ :http://shwepuzuncake.com/

◎コーヒーウィン:Coffee Win

販売元のKBZは、「ジーニアス:Genius」と同じグループ会社
その「Coffee Win」は プレミアムコーヒーとして販売。
豆は深煎りで色が濃くパウダー状。お土産にも最適でテイクアウト用のジップロックで鮮度が保たれた上質なコーヒー。
裏面にコーヒーの色や形状が解ります。まろやかなコクと微妙な酸味が広がるバランスの取れた味わいのコーヒー。
公式ホームページ: https://www.kbzmountain.com

◎ポップポップコーヒー:POP POP Coffee

Pop Pop Companyは1995年に設立。当初は、小規模の農場でアラビカコーヒーの栽培を始め。
ミャンマーコーヒーに対する海外の需要から、現在、農園の作付は500エーカーにまで拡張され、シルバーオークの使用や湿式手法などの技術革新を取り入れ、最高品質のーガニックコーヒーを製造している。
Pop Pop Coffeeは、毎年アラビカコーヒー100%を300MT生産しており、コーヒーは国内市場だけでなく、オーストラリア、スイス、韓国、タイ、台湾など各国に輸出されています。

公式ホームページ:http://poppopmyanmar.com

癖がなく日本人の好みで、一般ユーザー向けで美味しいコーヒーが堪能できる。パッケージなどにも、こだわりお土産にも喜ばれます。


◎ジーニアス:Genius

ミャンマーのコーヒーは、アメリカでは東洋のパナマと称されるほど、東南アジアで美味しいコーヒーができる新しい産地として注目を浴びている。
その中の一つの生産者としてパイオニア的存在のジーニアス:Genius。

小規模農家が中心のユワンガンは、土壌の豊かなシャン州の中でも最大級の生産量を誇る地域。
そのミャンマーのジーニアスは、現地の社会的企業として他の農園と共に成長を続け。技術指導や苗木・資材等の提供環境に配慮した栽培手法や精製方法の導入にも取り組んでいます。2018年に地域最大の精選場をオープンし、ユニークな発酵方法や比重選別機の導入など、品質向上への挑戦を続けています。また脱穀後の選別も徹底し、豆の大きさを分けるスクリーン選別と、欠点豆を取り除く手選別は、品質を追求するなど品質にこだわり、身がしっかりつまった豆だけを選別することで、より品質の高い、甘みを持ったコーヒーが特徴。

産 地 :シャン州ユアンガン
栽培方法: 農薬・化学肥料不使用
標 高: 1400-1600m
乾燥方法: 天⽇乾燥アフリカンベッド
精製方法: ハニー

◎クルムティオ Culumtio

ミャンマー発のブランド Culumtio:クルムティオから登場したコーヒー。 ​
ミャンマーはシャン州の標高1,220〜2,130mのコーヒー農園の 無農薬で栽培されたコーヒー。

アラビカ豆100%のものを使用。無農薬にこだわり、味わいはクリアな酸味と甘みの余韻が残るのが特徴。 クルムティオコーヒーのブランドのこだわりは、コーヒー協会(SCAJ)認定のコーヒーマイスターが、自社・契約農園の数種類のコーヒー豆の中から、カッピングテストを繰り返し選定したその年毎のおいしい豆を使用しています。 コーヒー豆は、農産物:果物であるとされ、 クルムティオのコーヒー豆は、2大地域のシャン州ユワンガンやピンウールウィンの農園にて無農薬で栽培されている。

“ちょっと一息”コーヒーブレイク

◎国際連合食糧農業機関(FAO)統計

ミャンマーのコーヒー生産量は、当初の1936年には年間268トン。
近年2016年では、8,474トンの30倍以上に増加。
しかしながら世界2位の生産国のベトナムは、146万800トン。4位のインドネシアは、63万9305トンと桁違いの生産量。ミャンマーコーヒーに於いても生産量、品質に期待したい。

◎コーヒー豆の栽培

ミャンマーコーヒー協会資料:コーヒーの木の栽培面積は約4エーカー(約16,000ヘクタール)で年間生産量は2万から2万5千トン。
コーヒーの木は1エーカーあたり約1,000本ほどの植栽。
主に、ミャンマー国の北部高地で栽培されており、肥沃な赤土と適度な降水量、それが高品質な豆へと育つ鍵となり、量産には、今後の国土開発が見極められる。

◎世界から見たミャンマー産コーヒー豆のテイスト

2016年アトランタ(アメリカ)で行われたSCAAエキスポの認知に今や世界で注目を浴びる生産国。
SCAAで高評価を受けた豆としてスペシャルティ・コーヒーの名に恥じない品質でもあります。全体的に苦味がそこそこあり、やや甘みが感じられ、全体的には、飲みやすく、そして後味になると酸味が特徴。しっかりとした印象を与えてくる新しいタイプの豆の印象です。

是非、一度は試飲していただき、ミャンマーコーヒーを評価していただければと思います。

ミャンマーコーヒーは、近年、日本よりコーヒーメーカーや小売店などの視察もピンウールウィンを訪れるなど、ここにきて一段と注目がされていると聞きます。
日本でも気軽に美味しいコーヒーが飲めることを期待し、またミャンマーに来たら是非、お土産に喜ばれますのでどうぞ!!ヤンゴンのカフェでご試飲ください。


マンダレーヒルから一望する市街地と夕陽


↓マンダレーも是非お楽しみください。

ミャンマー第二の都市マンダレーとその周辺の旧王都を巡るモデルコース – Clip

マンダレー観光おすすめ徹底ガイド15選 – Clip


マンダレーヒルからの一望は爽快

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