
バガヤー僧院 Bagaya Kyaung Monastery
総チーク材の贅沢な造りの僧院
総チークの重厚な寺院。
ミングォン・パヤーの建築未完で亡くなったボードーパヤー王の後継者、バーヂードー王(在位1819~1837)によって1834年に設立。
建物は、高く整列し生い茂るヤシの林に囲まれている。
その中に静かにたたずみこの建物だけが際立つような感じで心地よい。
建物内は、薄暗く神秘的な落ち着きはらった雰囲気があり、中央に1体の仏像のみが鎮座してより印象的な存在感がある。
黒一色の建物内に黄金の仏像が映え、より一層!豪華さも際立って見える。
東洋というか?南国風というか?ミャンマーのイワンの良さが感じられる僧院です。
当然ながら当時の手作業による木彫りで細かな装飾も彫り込まれており、職人の見事なほど丁寧な作品が特長。
どことなく、マンダレーのシュェナンドー僧院(Shwe Nandaw Kyaung)やシュエインビン僧院(Shwe Inbin Kyaung)に模倣したように見受けましたが、シュェナンドー僧院やシュエインビン僧院より古い由緒ある建物のようです。
チークの太い柱が何本も使われ壮観な漂いがある。
800年前から柱に手で触ったと思わせる黒光りの重みが感じられ、その周りの装飾物にも精緻な彫刻が施され見応えがあります。
外観装飾もチーク材の固い特徴とする耐久性を知り尽くし造られた知恵です。
雨風に耐えよく残っています。是非じっくり周り観ていただきたい。
現在もこの僧院は寺小屋として利用されており普段から近くの住民の子供達の学校の授業がされています。
授業時間以外は、その室内の様子も観ることができます。
今日も子供達の学校として朝から数名の子供達がいつも出入りしています。
保育施設としてもインワ地域住民の必要な存在です。
庭には生活感が感じられる井戸。今もこの井戸より汲み上げられて利用されている。
僧院の周りは素朴な景観で田園風景を楽しめる場所です。
ゆっくりお楽しみください。見学はすべて裸足です。
乾季に訪れた時は、日中の床板が予想以上に熱く歩けない場合もあります。日陰の所を選んでご見学ください。
【基本情報】
コメント:建物の景観と建物内の細工をご堪能ください。
名 称:バガヤー僧院 Bagaya Kyaung Monastery
住 所: Ava, Mandalay, Myanmar
アクセス:インワの町の中心より南西の2キロぐらいの場所、マンダレーからは約20キロ
拝観時間:午前8時~午後17時
拝観料:マンダレー入域料金で共有
↓マンダレーをお楽しみください。
ミャンマー第二の都市のマンダレーヒルとその周辺の旧王都を巡るモデルコース – Clip
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。