
マハムニ・パゴダ
Mahamuni Pagoda
マンダレー最大の寺院。
本堂に納められたマハムニ仏は、高さ4mと巨大で黄金に輝き、圧巻の存在感があります。
この仏像はコンバウン朝時代の1784年、創建者のボードーパヤー王(在位1782〜1819年)によってヤカイン(ラカイン)州から運ばれてきたものと伝えられている。
1884年の発生した火災で焼けてしまい、現在、境内に点在する建物は比較的新しいもの。本尊のマハムニ仏は金属製だったために難を逃れ、無事だった仏像は参拝者の寄進により金箔で覆われています。
マハムニ・パゴダ。別名ヤカイン・パヤーとも呼ばれている。
境内にあるホールには、カンボジアのアンコールワットにあったという青銅像が展示されていますので絶対にお見逃しなく。また、もうひとつ見逃せないのが、人間やライオンなど6体のクメール様式の青銅像を収めたお堂が見物できます。これらの像はカンボジアで造られ、アンコールワットに置かれていたもの。それを1431年にタイの軍勢が持ち去り、1564年にはアユタヤーに攻め込んだモン族の王バイナウンの軍勢がバゴーへと奪い去ったといわれています。
1600年にはヤカインのラザヂー王がバゴーを侵略してこの像を持ち去り、1784年にボード-パヤーへ収めた。
この像には、自分自身の具合が悪い箇所と同じ場所をなでるとカラダが治るという言い伝えがある。
そのほかにも広い境内には、博物館があり見応えがある仏塔です。
金箔に覆われた本尊に金箔を張れるのは男性だけです。女人禁制です。
女性は手前のお祈りスペースで遠くから見ることができます。正面から中の様子がテレビモニターに映っていてる大仏様を見ることもできます。もっと近くで参拝したい場合は横に周るとご本尊近くでお参りできます。
外国人観光客もいますが、ここは地元の参拝者がとても多く熱心に拝んでいます。
また、タイミングが合えば、得度式を見られることもあり、華やかの光景です。
ここは、信者が日々真摯に祈っている場所ですので、寺や仏像は眺めるものではなく仏の教えを受け、祈る場所なのだと実感できる仏塔です。
博物館には仏教の宇宙観と仏教圏を表した大きな地図模型があり好評です。
マンダレーで最大の寺院ですので本堂に至る回廊には土産物屋がずらりと並んでいます。
参道には、仏具店などもあります。記念品として真鍮製の仏像を買って帰る方が大勢います。
また、お土産といっても、観光客が買うものというより、仏像、仏具とかの仏教徒が実際に使うものが多いようです。
信仰厚い地元の人々が、参拝場所には多くの信者が常に溢れています。
また、誕生日の仏様に水を掛けている人も多く見られます。
パゴダは良く見る円錐形ではなく、階段状(四画錐)のもので大変大きなパゴダです。
【基本情報】
コメント:本尊のマハムニ仏像は、マンダレーのシンボル的存在
名 称:マハムニ・パゴダ
住 所: Mandalay, Myanmar
アクセス:82番通り、マンダレー教育大学より西に約1キロ(市街地の南側)
拝観時間:午前4時~午後17時 休館日無し
拝観料:マンダレー入域料金とは別途、撮影料1,000チャット又はUS1ドル
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