シュエナンドー僧院 (黄金の王宮の僧院)
Shwenandaw Monastery
木彫りの装飾が際立つ、マンダレーを代表する建物
木造の僧院で知られるシュエナンドー僧院は、マンダレーヒルの南東の麓に建立。
ミンドン王を継いだコンバウン朝のティーボー王(在位1878〜1885年)は、旧王宮内にあった父ミンドン王が過ごした建物を同地に移築し、個人的な瞑想の場所として利用していた。今でも、当時の座ったとされる椅子が残されている。
建物の外壁や内側、屋根や入口の周囲は、チーク材をふんだんに用い、外壁、内部ともに緻密で手の込んだ木彫が施されている。
コンバウン朝時代の歴史的な木造建築として見事な芸術作品としても知られる。
シュエナンドー僧院のような昔ながらの木造のものは、ミャンマーでもごく僅かしか残っていない。この僧院も唯一残るミンドン王時代の木造建造物です。
全ての壁や柱に彫刻が彫っあり、漆を塗ったうえに、当時は、金箔が装飾されていたようですが。金箔は薄く剥がれていましたが貴重なの価値あるものです。
実際に近く行ってみると、実物の素晴らしさが解りますので、マンダレーに来たら必ず訪れるべき場所です。
東南アジアの寺院は、派手、煌びやかな場所が多い傾向がありますが、この寺院は、派手さが無いせいか木造で落ち着いた雰囲気の寺院です。
気持ちも安らぐような優しさを感じる寺院です。
中央部屋のお祈願するスペースは、女性が立入禁止ですので手前までしか入室できません。
建物の中の照明は無く薄暗い感じが、どことなく時代の重みを感じさせます。
それと建物の壁には沢山の彫刻がありますが、それが本当に素晴らしいですので、拝観される価値があると思います。
どこか?日本の古都と似ているので落ち着くかも知れません。
現地案内ガイドによると、現在は、ここまで緻密で手の込んだ木彫りのできる職人がミャンマーにはいないと言いながら修復した箇所教えてくれます。
ひとつひとつの木彫りをじっくり見学すると新しい修復の跡の細かな装飾、深い掘り込みにも素晴らしいが伝わります。
【基本情報】
コメント:希少価値の木造建造物は必見の寺院。
名称:シュエナンドー僧院
住所: 62nd St, Mandalay, ミャンマー
アクセス:62番通りを北上し、14番通と13番通の路地を西へ入ると左にある
拝観時間:午前7時~午後17時 休館日無し
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