【バンコク】ワット マハー ウマー テー ウィーの参拝の仕方と院内注意事項

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ワット マハー ウマー テー ウィー
Wat Phra See Maha Mathewi 
วัดพระศรีมหาอุมาเทวี (วัดแขก)

バンコク観光のマニアックな穴場スポットの1つ
シーロム通り沿いに通称:ワット・ケークと呼んでいるバンコクでは珍しいヒンドゥー教寺院

バンコク市内でも最大級でメジャーなヒンドゥー教寺院の一つで、ラーマ4世の時代の1873年に建立
当時シーロムに移住のインド人の拠り所として建設されたのがこの寺院でした。ガネーシャ、ブラフマー、ヴィシュヌなどのヒンドゥー教の神が祀られています

そしてなんと言っても見所はインスタ映えする5層の塔の外観と奥の間の神像

見ての通り、仏教寺院とは形状も雰囲気も異なり建物の外壁装飾のカービングがカラフルで素晴らしい
屋根全体がインドのブッダガヤを思い浮かぶような無数の彫刻の細工がタイでは見かけない様式


朝市通りの東側入口



↓東側入口から入ると直ぐに参拝の信仰者がお供えを購入します



向こう側の入口が東門を内側がみたものです



現在は、信仰深い仏教徒間に通じるヒンドゥー教も同様、この寺院には絶え間なくタイ人が奉る場所として昼夜問わず殺到している



東側入口の通りは朝市でも知られている。
丁度、午後は店じまいし終了した後。入口付近では宝くじを販売。参拝後に購入するというシチュエーションなのでしょう


↑正面シーロム通りからの入口

院内では厳粛な行動、注意が必要!

入口はシーロム通り沿いからと脇路地の入口の2か所あるが、タイの信仰者は脇の入口から入り線香とお供えを買う

一般の見学者は、入場無料ですが、踊り場での供え物の寄贈が基本です



テーブルから自分の好きなお供え物を選び、お布施として購入します


お供えの品は80バーツ  (日本円:約340円程度)
毎月1回は必ず参拝する

この寺院内の踊り場から土足禁止で、お供えする場所で祈りの場所とその入口は撮影ができます

女性はなるべく肌の露出さけた服装でなければ入室禁止
奥の神像の前では、絶対に露出された服装では入れません
そして写真撮影禁止と書いてある看板の先は、怖い上半身裸のインド人の二人の男性が睨みを利かせていますので撮影は一切できません
※「神像」の守り番のような衣装を纏っています

↓ここから先の入場券。お守りみたいなカードを貰えます


仏塔と言える?神像があり、その前で額の真ん中に「赤い印:ヒンディ」付けてもらいお祈りして終了します

赤い額の印は「ビンディ」と呼ばれています。サンスクリット語の「Bindu」が語源。
「点」という意味があります。ヒンドゥー教では、眉間は特別な場所とされており物事の真実を見極める第三の目とも言われている

是非、お試しください
これからの「真実」が見極められるかもしれません



室内の壁には、このような絵が、いたるところに描かれています

上の絵の上半身裸の生身のインド人が、奥の部屋に居ます
撮影できないのが残念です

祈願とそして見応え充分の寺院です

院内では聞きなれないヒンドゥー教のBGMが絶えず聞こえ、信仰者がお参りする線香の香りに満ています

寺院内の壁にもヒンドゥーの神の像の極彩色のモチーフが描かれておりそれらを眺めるだけでも見応えがあります
院内の敷地は狭く、信仰者のために集約された場所です

タイ人にとっても「仏教」の根源として、この場所は大変ご利益があると信じられている

なぜ、タイ人は仏教徒なのにヒンドゥー教にいくの・・・

東南アジアでは唯一植民地支配を受けず、長い王朝の歴史を持ち、国民の9割以上が敬虔な仏教徒であタイです
インドシナ半島の中央に位置する東西交易の拠点でもあり、その独自の文化は、当然、インドや中国からの影響を受けきました
インドからやってきた仏教や王制、官僚制度、文学といった宗教・思想・政治に関する文化や、中国からやってきた陶磁器や絹布の技術、食文化といった生活に関わる文化は、もともと息づいていたその気候風土を背景とする生活様式や精霊信仰(アニミズム)の文化と混合し、現代のタイ文化の基礎となっています
今なお、タイの人々の生活や心のうちには、歴史のなかで培われてきたタイ人ならではの信仰や考え、礼儀などが深く刻まれています

精霊信仰とヒンドゥー教

タイでは家の庭先では、小さなお堂が乗ったようなかたちの祠(ほこら)を見かけることがあるかと思います
これは土地の神様を祀る「サーン・プラプーム」と呼ばれます
↓サーン・プラプーム


タイの人々はもともと精霊信仰(アニミズム)を持ち、古来、森林や巨樹、土地、家屋など至るところに精霊(ピー又はチャオ)が住んでおり供養をすればそれらによる庇護(ひご)を対して悪い行いには罰を受けると考えています
現在のような祠やそれにまつわる細かいしきたりなどは後にヒンドゥー教の影響のなかで生まれたものですが、そういった考えはいまなお人々の間に根強く残っています

有名な祠としては、王宮寺院近くのサーン・ラック・ムアン(バンコクを見守る精霊や神々を祀ったもの)や内外からの参拝者で賑わうエラワン・プーム(エラワン・ホテルの土地の神様を祀ったもの)などがあります

↓サーン・ラック・ムアン

タイの穏やかな笑顔の背景にある仏教

タイの仏教は日本で主流である大乗仏教とは異なり上座部仏教と呼ばれているものです
男子は一生に一度は出家をして修業を積みます。また出家が許されない女性などの在家者は僧侶が必要とする袈裟や食べ物、薬などを納めたり寺院の修復のための寄進をします
これらはタムブン、すなわち「徳を積む」行為と考えられ、上座部仏教では根本的な行いであると説かれています
早朝の街で黄色い衣を身にまとった裸足の僧侶が托鉢を行う、タイではごく当たり前の光景もそうした教えのためですが、また、そういった宗教に直接関わるもの以外にも、持つ人が持たぬ人へ施しを行う、間違いを起した人に対して憎しみを持たない、といったような日常的な行為や心構えにタムブンがあります

タムブン(功徳を積む)とは、タイ社会を貫く最大の仏教的観念です。 タイの人 は、人間の幸不幸は自分が積んだブン (功徳)の多寡によって決まると固く信じて おり、いい人生を送るには 「タムブン」は欠かせない日常行為となっています

タイの人々の穏やかな笑顔にはこのような仏教の教えの背景があります

【基本情報】

コメント:異彩を放ち神秘的な様相が感じられる寺院
名 称:ワット・マハー・ウマー・テーウィー Wat Phra Si Maha Utama Devi
住 所:2 Pan Rd, Khwaeng Silom, Khet Bang Rak, Krung Thep Maha Nakhon 10500 タイ
アクセス:BTSシーロム線のチョーンノンシー駅又はスラサック駅より徒歩8分程度
拝観時間:午前8時~20時
拝観料:見学は基本無料(供え物の寄贈)



わたしは定期的に友達とこのワット マハー ウマー テー ウィーに来ています
終わると必ず「おでこ印」斑点ティカ(tikka)またはビンディ(bindi)をつけて帰ります・・・(笑)

トゥクトゥクで最寄の2駅から3分
30バーツで到着

次は 「ワット フゥアラムポーン」へご案内しま~す

トゥクトゥクで移動

 

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