
チャイティーヨー (ゴールデンロック)Kyaiktiyo Pagoda
なぜ?落ちそうで落ちない不思議な岩
今にも落ちそうに見えますが?でも落ちない不思議な岩。以前、数回の大地震の際にも落ちなかったそうです。
標高1,101mほどの山に位置します。チャイティーヨー山の頂上に煌びやかに輝くゴールデンロックは、高さ7m、周囲は25mあります。
その岩の上には約11mの仏塔が設置されています。
その重さは約560トンにも及ぶ巨大な黄金の岩です。
いつ?この場所に運ばれ設置したか?は謎です。
当時は、現代みたいなクレーンや重機もなく、560トンの岩を運べるものでしょうか?
その仏塔の中には、ブッダの「聖髪」が収納されているといわれています。
信仰者は、そのブッタの頭髪が岩に入っていることで、この絶妙なバランスの巨石を見て信仰が生まれるのは当然なのかも知れません。
ミャンマーの人々にとっては「一生に一度は行きたい巡礼地」として知られ、人々の信仰する重要な巡礼地としても親しまれています。
ヤンゴンからの車移動は、山麓の街「キンプン」で降り、その先からは乗り合いの専用トラックで山頂まで行きます。
その過程を含めて、ヤンゴンからの長旅も終わり、写真とはまったく違う本物の素晴らしい光景が待ち受けています。
山頂でトラックを降りるとゴールデンロックまで徒歩で10~15分程度です。
参道は人が多くて活気であふれています。途中で外国観光客が入場するポイントがあり、そこで入山料の6,000チャット又はUS8ドルを支払います。
金箔は1セット(5枚入)1,800チャットで山頂の広場付近で購入できます。
ガイドブックでは、誰もがご存じだと思いますが、実際に本物を見ると印象が変わります。
朝と夜では雰囲気がちがいますし、何より地元の方々がお祈りしており仏教徒の雰囲気を肌で感じることができます。
是非、自分の目で確かめ、手の感触で仏陀の岩の不思議な力を感じてみてください。
岩の表面には巡礼者の寄付によって金箔が貼り付けられ、ここでは男性のみ限定でその金箔を貼りに行くことができますが、女性の方は、岩の横の柵越しで岩に祈りを捧げます。
ゴールデンロックのサンセットの頃には岩のうしろに沈む夕陽が観られます。
その後も夜のライトアップしたゴールデンロックは、神秘的なほど輝くオーラを放ちます。
その幻想的な雰囲気に訪れた誰もがその景観をお楽しみいただけると思います。
【ヤンゴンから行き方】
ヤンゴンからのアクセスは、車のチャーター又はバスの2通りです。
ヤンゴンからですと、このゴールデンロックのある「チャイティーヨー」という街は、ヤンゴンの北東約180kmのところにあります。車をチャーターし片道3時間、長距離バスですと6時間ほどで「キンプン」の街に到着します。
「キンプン」からは専用のトラックに乗り頂上へ行きます。
◎車チャーターの場合の料金目安:
日帰りUS200ドル(約22,000円JPY)、1泊2日US300ドル(約33,000円JPY)
◎バスの場合の料金目安:
7,000チャット(約520円JPY)から8,000チャット(約600円JPY)
出来れば現地での宿泊をお勧めします。
ヤンゴンから朝一番のバスに乗れば日帰りも可能ですが、ゴールデンロックでの滞在時間は約1時間程度です。
バスの日帰りの場合は、往復12時間のバス旅になります。
現地には昼過ぎについて夕暮れのゴールデンロックをご覧になり、翌朝の日の出のゴールデンロックを観てから帰路につけばゆっくりできます。
【基本情報】
コメント:バスを乗り継いで行くのは不安という方はツアーをおすすめします。
名 称:ゴールデンロック
住 所:Mon State, Kin Pun, Myanmar
時 間:早朝から夜間まで入場できます。
料 金: トラック料金は3,000チャット 入山料6,000チャット 金箔は1,800チャット
山岳なので訪問事前の天気をチェックしよう。
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