
パテイン Pathein
パテインのおすすめ観光【1日モデルコースと行き方】
パテインの街を知らない人が殆どだと思います。
意外と近くヤンゴンから西へ144km、バスなら約4時間半で行ける場所にあります。
そしてミャンマー国内でも傘づくりで有名で伝統工芸のカラフルな傘の名産地です。
また、もうひとつの特長はヤンゴンと並んでミャンマー第2の交易都市として知られ、エーヤワディー地方域の州都。
「交易」都市とされミャンマーを南北に流れるエーヤワディー川辺りのデルタ地帯に位置し、東南アジアとインドを結ぶ交易の中間として栄えてきました。
人口30万人を超える街、ミャンマー国内で4番目に大きい町。
そんなパテイン観光の名所、おすすめのホテルや行き方をご紹介します。
パテインは海洋から離れた場所ですが、ヤンゴンからもフェリーでも訪問することができます。
但しアクセスは、時間が掛かります。


以前、この地に居住してきたアラブ系、そしてインドの商人の多くイスラム教徒であったため町の名前はビルマ語でイスラム教徒を示すPathiに由来されている。
街の中には、モスクや教会が多く観られる。

パテイン川の一歩裏通りは閑静な住宅があり、今もインド居住地やイギリスの統治下のオシャレな面影が残っています。
ミャンマー国内で最大の穀倉地帯と言われている。
市場や露面店で昼間から賑いをみせている。水上交通の要所として古くから栄えた街でありメインストリートは交通量も多い。
↑地図:パテイン
パテインの傘は、世界各地へ輸出されるほど知られている。
手作りで年間10万本程が生産されている。

シュエ・サー傘工房 Shwe Sar Traitional Umbrella Workshop
パテインの傘工房で伝統工芸の見学。
ミャンマーの傘の特長は、なんと言っても色彩かで古典的な模様が特徴。
普段使うような実用的な傘というよりインテリア(ディスブレイ)やお土産ようです。
昔からパテインで良質なタラクー竹という種類の竹林が植栽されており、その竹を使ってこの街の伝統工芸品として作り始めたのがパテインの傘の始まりだそうです。
街には傘を生産する工房がいくつかあり。傘工房では、竹を組む作業から紙を貼っていく作業、色を塗る作業といった工程を見学できます。
オーダーメイドで、オリジナル柄も注文でき、大きさにより値段も違いますが、4,000〜20,000チャット(300〜1500円くらい)で注文できます。

パテインの名産品の傘はパテイン・ティーと呼ばれている。
ミャンマー語で傘は「ティー(Hti)」と呼ばれ、パテインの傘は「パテイン・ティー(Pathein Hti)」としてミャンマー国内外でも名が知られている。
注文の際にはベース色選びから初め、グラデーションも美しく見事で、同じデザイン柄がない。
グラデーションも人気の 伝統柄の一つ
パテインの観光スポット&1日モデルコース
◎仏塔巡り~傘工房見学~そしてパテインの周辺観光
《午前中は、シュエモートー・パゴダから始まり3つの仏塔巡り》

シュエモートー・パゴダ Shwemokhtaw Pagoda
パテインを代表する絢爛豪華な仏塔を持つ仏教寺院
紀元前305年に古代インド、マウリヤ朝アショーカ王によって建立。
その後、パガン王に長い間継承時代に改修、改築され現在の建物となる。
仏塔の高さは46.6m、仏塔そのものは三層で出来ており、上部は金、中間は銀、底の部分が銅製で造られて、そのうえで全体の表面に金箔を施している。
外部からは見づらいが宝飾のダイヤモンドが829粒とルビー843粒飾られている。
塔内に安置されている仏像の一部は、当時、スリランカ持ち込まれたものもある。

【基本情報】
コメント: 街の中心のシンボルとして、必ず見学する仏塔
・名称:シュエモートー・パゴダ Shwemokhtaw Pagoda
・住所: Merchant St, Pathein,
・アクセス:街の中心に位置するので直ぐに解る。
・拝観時間:午前5時~21時 休観日:無し
・拝観料:無料 ※撮影料金500チャット
↓シュエモートー・パゴダの場所
イエジーウー・パゴダ Yaekyi Oo Pagoda
街のはずれにあり展望台から街が見渡せる
バガン時代に建立された寺院。整った整形の建物は30年前の1989年に政府により改装。
内部には黄金の仏塔が収められており、その周りには当時そのままの7体の仏像が陳列されている。
郊外の広大な敷地内にぽつりとあり、展望台もあり見渡せる。


パガン遺跡のアーナンダ寺院に形が似ている
↓建物内の組み込まれた珍しい仏塔

【基本情報】
コメント:この街の郊外の一画の寺院として見に行きたい。
・名称:イエジーウー・パゴダ Yaekyi Oo Pagoda
・住所: Pathein, Gone,
・アクセス:シュエモートー・パゴダより真下、南下3キロの位置
・拝観時間:午前6時~21時 休観日:無し
・拝観料: 無料
タガウン・ミンガラー・マハ・パゴダ
Tagaung Mingalar Mahă Pagoda
閑静な周りにはなにもなく塀に囲まれた仏塔が優しく建てられている。
派手さはないが、信仰者にとっては安らぐ仏塔として親しまれることが想像できる。
↓仏陀の前世と言われる黄金のリスが仏塔の先に装飾。

【基本情報】
コメント:派手さはないが、どっしりとした安定感が誇らしく見える仏塔
・名称:タガウン・ミンガラー・マハ・パゴダTagaung Mingalar Mahă Pagoda
・住所:Pathein, Gone,
・アクセス:シュエモートー・パゴダより真下、南下2キロの位置
・拝観時間:午前6時~20時 休観日:無し
・拝観料:無料
昼食は、街一番と噂されるビルマ料理店
カ・カ・ヂー・ミャンマー料理店 Kha Kha Gyi Myanmar Cuisine
好きな物が食べられるのがミャンマー料理の特長
一応、基本的にビルマ料理はビュッフェタイプのレストランが主流。
見た目の直感でご注文してみてはください。
なんと言っても!地元のビルマ料理は、安いから安心!!数品注文しても一食1,000円前後でお腹いっぱい食べられます。
ここのおすすめメニューは、カレー!!種類も豊富。

↓カ・カ・ヂー・ミャンマー料理店
《午後は、街の中心とその周辺へ》
↓レストランから1キロ程度。徒歩でいける仏塔

ネッチェーシースー・パヤー Twenty-Eight Paya(28 Pagodas Temple)
閑静な住宅街にあり、街の散策を兼ねてさりげなく見学。
施設の建物内にはずらりと整然と並ぶ立像と座像が各28体ずつ見学できる。
また仏陀が弟子たちへ演説している彫像が設置されている。
【基本情報】
コメント:立像と座像が各28体が見所
・名称:ネッチェーシースー・パヤー Twenty-Eight Paya(28 Pagodas Temple)
・住所: Pathein,
・アクセス:街の中心より徒歩15分程度
・拝観時間:午前6時~20時 休観日:無し
・拝観料:無料
セットーヤ ・パヤー Sat Taw Yar Paya
仏塔や仏像の大小が立ち並ぶテーマ施設
敷地内に一番目立つ存在の大仏。その周りには、奇妙な祈り捧げる人の像や動物が並んでいる。
奥の寺院内にも大きな立像がある。セットーヤ ・パヤーの意味は「仏陀の足跡」というように、様々な造形物が物語を想像し楽しめる場所
【基本情報】
コメント: ロイヤル・レイク・アミューズメント・パーク併せて訪れてみては!
・名称: セットーヤ ・パヤー Sat Taw Yar Paya
・住所: Pathein,
・アクセス:ロイヤル・レイク・アミューズメント・パークの直ぐ近くにある
・拝観時間:午前6時~21時 休観日:無し
・拝観料:無料
ロイヤル・レイク・アミューズメント・パーク



↓ロイヤル・レイク・アミューズメント・パークの場所
パテインの最大の見所のひとつです。
そして!傘工房で伝統工芸の見学。
↓シュエ・サー傘工房の場所は
ロイヤル・レイク・アミューズメント・パークの直ぐ近く
傘の工房見学が終了したら・・・・
↓橋から「パテイン」の街並みが見られる場所

River View リバービュー・レストラン
ローカ・ナンダパコダ Lawka Nandā Pagoda
国内でも有数の名人が作った貴重な仏像
パテイン川の鉄橋の袂にありパテインの街並みが見渡せる。
最近に完成した竹の仏像があるが、国内の竹仏像造りの第一人者である高僧が28個目に作ったものとされる高さ3メートル以上の価値ある仏像が収められている。

【基本情報】
コメント:名人の竹の仏像は必見。
・名称:ローカ・ナンダパコダ Lawka Nandā Pagoda
・住所: Kan Ne Ward, ミャンマー
・アクセス:唯一のパテイン川の橋の袂にある。街からバイクタクシーで20分
・拝観時間:午前6時~21時 休観日:無し
・拝観料:無料
パテインの1日観光も終わり、ホテルへ向かいます。本日の宿泊先
湾岸都市の街とパテイン川が一望できるホテル
ファースト・ホテル The First Hotel
街の中心で利便性もよく、川のリバーサイドではこのホテルが一番です。
ナイトマーケットも近く、最上階で川を眺めながら朝食が取れる。
シュエモートー・パゴダにも徒歩でいけます。
最近、改装され客室は新しくたホットシャワーも提供。サービスも良くこの街一番のホテル!
住所:43 Strand Rd, Pathein, telミャンマー•+95 4222 622
↓The First Hotel
気になる天気
パテインはいかがでしたか!ヤンゴンから近いので是非行ってみませんか。
【パテインの行き方】
◆ヤンゴン~パテイン
ダゴン・エヤー・ハイウェイ・バスステーションから、パテイン行きバスを利甩。午前6:30〜午後14:00の間で、1時間間隔で運行しています。所要4〜5時間、料金は3600〜6000チャット
◆パテイン~ヤンゴン:帰り
ヤンゴン行きバスが午前7:00〜16:00の間、毎時間出発しています。料金は3600チャット
注:シュエゼディ通りの販売所では外国人料金として7000チャットと言ってきますが、エーヤー・シュエ・シンのオフィスで3600チャットで購入できるので注意してください。
【パテインのバスターミナル】
長距離バスターミナル(ハイウェイ・バスターミナル)は、街の中心より離れており、フェリーと呼ばれる無料ピックアップを利用できる。所要時間は約10分。
シュエゼディ通りやその周辺に並んでいるバス会社の窓口でチケットを買えば、無料ピックアップで長距離バスタミールの乗り場に行ける。
↓シュエゼディ通りのチケット売り場付近
【パテインの気候:ベストシーズン10月~3月】
パテインは、ケッペンの気候区分の熱帯モンスーン気候。
雨季にあたる6月から8月の間は集中豪雨が予想される。
12月から4月にかけての乾季。
トップシーズンは9月から4月が良さそうです。
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