フィリピン渡航・観光時の要注意 !生物・植物の知っておきたい知識
- 2025/9/9
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フィリピンの危険な生物・植物に安易に近づかない・触らない事
南国のフィリピンでは、自然が豊富で未開の地には、まだ知らないことが多く、手つかずの森林が残っています
特に、陸上のフィリピンコブラや海洋のオニダルマオコゼ、イモガイなどの有毒な生物の被害は絶たず注意が必要です
また、日常でもセブ島に行かれた際に目に届くのは、野良犬ですが、狂犬病感染、そして、蚊を介したデング熱・ジカウイルス感染症など考慮すべき脅威となります
セブ島の自然の魅力の一番は、海ですが、ジンベイザメとの共泳やウミガメ・イワシの群れとのダイビングの中、美しいサンゴ礁に囲まれた海など非常に豊富な自然がありマリンアクティビティや自然を満喫できる場所です
その一方、海洋保護区に指定されている島々も多いですが、豊かな海洋生物が見られますが、危険な生物がいます
今回は、「海」「陸上」そして、「植物」の要注意すべき主な生物をお伝えします
海に潜む危険生物

オニダルマオコゼ
背びれに強力な毒を持つ魚です。砂地に潜んで擬態していることが多く、不用意に踏んでしまう危険で
刺されると激しい痛みや重症の場合は全身症状を引き起こします

イモガイ
美しい貝殻で思わず手に取りたくなる貝ですが、毒針を持ち触れると刺される危険があります
特に有毒種は神経毒を持ち、重篤な症状や死亡例も報告されています
敵対心として、イモガイの毒のモリ(銛)は魚に発射します
特に、アンボイナガイは10㎝前後のイモガイですが、イモガイ類の中では大型です。歯舌と呼ばれる毒針を使って魚を捕まえ捕食するぐらの猛毒です

毒ウニ ガンガゼ
フィリピンの浅瀬に多く生息し、特にガンガゼなどの毒ウニは鋭いトゲに毒を持っており、刺されると激しい痛みや腫れを引き起こします

オニヒトデ
オニヒトデは全身を覆う毒針で人を刺します
毒の剣山を持つヒトデで、毒性は強く、場合によってはアナフィラキシーショックで人が死亡する可能性もある生物です
主な症状は痛みや腫れで、痛みは激痛と言われるほどの痛みになります。 腫れに関してはすぐに腫れる場合もあれば、数日たってから腫れる場合もあります
特にスキューバダイビング中などにご注意ください

ネッタイミノカサゴ
ヒレに毒針を持つ美しい生物に見えますが危険な魚です
ネッタイミノカサゴ、は背ビレ、尻ビレ、腹ビレに毒があり、刺されると激しい痛みや腫れ、吐き気、めまいなどを引き起こす可能性があります
死亡例は少ないですが、アナフィラキシーショックにより呼吸困難など重症化することもあります
刺された場合は患部を40〜50℃のお湯に浸けて毒を不活性化させ、直ぐに医師の受診を

クラゲ
フィリピンの海域には様々な種類のクラゲが生息し、特に1月から5月の乾季に多く見られます
中でもハブクラゲなどの種類は強力な毒を持ち重篤なアレルギー反応や場合によっては死に至ることもあります
ゴウシュウアンドンクラゲは、オーストラリアの生息地のクラゲで、現地では「殺人クラゲ」と呼ばれて恐れられています。
クラゲの中では地球上最強の毒を持つとされており、過去には子どもが刺されて3分もせずに至りました

ヒョウモンダコ
青と黒の斑点模様が特徴的な小型のタコでサンゴ礁や潮だまりに生息しています
ヒョウモンダコの唾液には神経毒であるテトロドトキシンが含まれており噛まれると呼吸麻痺を引き起こし死に至る危険な生物です
見た目は美しいですが絶対に触れてはいけません。
もし、ヒョウモンダコを見かけた場合には絶対に素手で触らないようにしてください

サメ
サメは500種類もいる中、人を襲うサメはほんの一部です
その代表格は、ホオジロザメやイタチザメ、オオメジロザメなど大型のサメです
サメが人を襲う理由として、一つにエサと間違えてしまう場合です。 サメはアシカやアザラシなどを好んで食べますが、黒いウェットスーツを着て泳ぐダイバーの姿は、海中のサメから見れば、これら動物とそっくりに見えます
モリ等で射して生身(死)の魚を携帯しダイビングするとサメを呼び寄せてしまう危険があるため要注意です
陸上に潜む危険生物
フィリピンコブラ・キングコブラなど日本に居ない猛毒のヘビに注意を払いましょう

フィリピンコブラ
フィリピン固有の毒蛇で、他のコブラ種同様に神経毒を持ち、噛まれると呼吸困難や麻痺を引き起こし、適切な処置がなければ死に至ることもあります
主にルソン島やミンドロ島などの平野部や森林、農耕地に生息しています。
彼らは毒を噴霧することもあるため見かけたら絶対に近づかずゆっくりと距離を取ってください
キングコブラ
フィリピン南部の田舎地域や川のある場所に生息しています
世界最大の毒蛇の一種で攻撃的な性質を持ち、噛まれると致命的な毒性を持ちます
フィリピンでは時折キングコブラによる人身事故が報告されています

マングローブヘビ
科学名boiga dendrophilaで知られるこの蛇は黒と黄色の縞模様が特徴的です
咬まれた場合には痛みを伴う腫れや皮膚の変色が生じる可能性がありますが、人間にとって致命的ではない軽度の毒性を持っておりマングローブ地帯など湿地環境に生息しています

ムカデ
様々な大きさや種類のムカデが生息していますが、刺されると激しい痛みや腫れを引き起こします
大型種により、まれに噛まれて重篤な症状を引き起こすことがあります
大抵は、アナフィラキシーショックと呼ばれる急性アレルギー反応が起し、 アレルギー物質が体内に入りこむことで起こる血圧低下や失神、じんましんなどの重症反応があります
特に湿った環境に多く生息しています

サソリ
フィリピンに生息するサソリは、全ての種類が致命的な毒を持つわけではありませんが、刺されると激しい痛みを伴います
特に森林地域や岩場などに生息しています

サル
観光地では、人に慣れたサルを見かけることがありますが、食べ物を奪おうとしたり、場合によっては噛みついたり引っ掻いたりすることがあります。
狂犬病のリスクも考慮しむやみに近づいたり餌を与えたりするのは避けましょう

ワニ
パラワン島やミンダナオ島では巨大ワニが出没しボート上でも攻撃されることがあります
蚊が媒介する感染症とその予防法

蚊
人間にとって最も脅威となり得るのが蚊です
様々な病原菌を運んでくる蚊は、年間75万人もの犠牲者を出しています
蚊が運んでくる病原菌として一番知られているのはマラリア
マラリア以外にも病原菌も運んで、デング熱・黄熱病・脳炎(ウエストナイルウイルス)などの恐れがあります
デング熱
フィリピンでは雨季(6〜10月)にデング熱が流行する傾向があります
2023年には16万7355人の感染者と575人の死亡者が報告
デング熱はネッタイシマカやヒトスジシマカが媒介し、高熱、頭痛、筋肉痛、発疹などの症状を引き起こします
マラリア
マニラなどの都市部ではリスクが低いものの、ルソン島、ミンダナオ島、ミンドロ島、パラワン島の標高600m以下の農村地域ではマラリアの感染リスクがあります
抗マラリア薬に耐性を持つマラリア原虫も存在し、リスク地域への訪問時は専門医の相談が必要です
日本脳炎
マニラやルソン島で集団発生の報告があり他地域でも散発的に発生しています
渡航先のフィリピンで出来る、感染症対策について
・虫除けスプレーやローションの使用(屋外時)
・長袖・長ズボンの着用 (特に朝夕)
・宿泊施設内での虫よけの除去
・蚊帳の使用 (宿泊施設により常設)

野良犬
狂犬病の感染源となるため、絶対に近づかないようにし、咬まれた場合は、必ず直ちに医療機関を受診してください
フィリピンで一般的な有毒な植物
フィリピンの温暖で湿潤な気候と豊かな生物が自生しています
フィリピンの多様な植生の中の植物には、誤って摂取すると中毒症状を引き起こす可能性があるシマニシキソウ 、デュランタ、ドラセナ・アングスティフォリア、さらに種に毒性があるシャカバレなどの有害植物が繁茂しています
フィリピンで自生する有毒な植物

デュランタ Dumb Cane
別名 : ハリマツリ(針茉莉)
デュランタの葉や果実に強い毒性があるため、人間やペットが誤って口にしないように注意が必要です
一方で鳥たちには無害で、液果を好んで食べます
明治中期に観賞用に渡来し、沖縄などの暖地でも庭木や垣根などに利用されます

ドラセナ・アングスティフォリア Dragon Tree
ドラセナ・アングスティフォリアは有毒植物であり、未熟なベリーや葉を摂取した場合、重度の消化器系および神経症状を引き起こします
人間やペットにとって有毒であり、誤飲した場合は獣医師の診察が必要です
クラウンフラワー
別名 : カイガンタバコ(海岸煙草), ミルクウィード
フィリピンで自生するクラウンフラワーは白色や薄紫色の王冠に似た花を咲かせます
芳香があるのも特徴的です
ハワイやタヒチでは頭や首に巻くレイに使用されますが、葉や枝を傷つけると毒性の樹液が出てくるため取り扱いには注意が必要です

セイシボク
高さ1〜2 mほどに生長する木質の茎を持つ亜熱帯常緑低木
セイシボク(青紫木)の植物全体、特に樹液と葉を燃やした煙には強い毒性があります
樹液に触れると皮膚に接触性皮膚炎が起きたり、一時的に視力を失うなどの症状が出ることがあります

ユーフォルビア・コチニフォリア
ユーフォルビア・コチニフォリアは、赤い葉が特徴的な中南米原産の広葉樹
樹液は有毒で、中央アメリカでは猟師がこの樹液で魚を気絶させて漁をしたり、また矢じりの毒としても使用されています
比較的丈夫なこともあり観賞用としても栽培されています

トウアズキ
木、低木、生垣の周りに絡みついた、長い羽状のリーフレットの葉を持つ、細長い多年生です
トウアズキの種子には猛毒の「アブリン」が含まれており、噛むと死に至る可能性があります
中毒症状は、嘔吐や血性下痢などの消化器症状に始まり、後にせん妄、けいれん、昏睡を経て死に至ることがあります
これらの植物は、見た目が美しいものや食用と間違えやすいものもあるため、安易に触ったり口に入れたり、食べたりしないようにしましょう
触れたり、摂取してしまった場合
現地ですぐに医療機関を受診し適切な処置を受けることが重要です
対症療法として、症状を和らげるための治療が行われますので、決して放置されないようにしてください






























