ミャンマー旅の服装!知っておきたい地域・気候【服装と携行品】

ミャンマーの気候と地域を少しだけ知って”素敵な旅行に”

ミャンマーの地域別の気候。
最低限の”服装と携行品”をまとめましたのでお役立てください。

ヤンゴンからマンダレーまで南北576キロの距離!

ミャンマーの国土は日本と同様、南北に細長く各地域によって気候が異なります。
赤道に近いヤンゴンは一年を通じて常に平均気温が30度以上と高く降水量も多い地域。
赤道から少し距離のある北部のマンダレーやバガン遺跡は温帯気候で比較的、雨量も少なく同じ国土でありながら違いがあります。
赤道から近い中部とヤンゴンより南へ向かう地域は熱帯の熱帯モンスーン気候・熱帯サバナ気候で雨季と乾季の季節感がまったく違います。

人気の2大観光地のマンダレーやバガンの内陸部は気温の高い時期は夜間は熱帯夜で非常に暑く、日中の寺院周りは”猛暑対策”が必要。

地域ごと特性を知って”服装”も最低限の用意していく必要があります。

高原の都市 インレー湖とその周辺

インレー湖など標高差(884メートル)があり朝晩は気温差があります。
高原地帯では乾季になると朝晩の寒さが厳しく、日本の冬と同様の防寒の服装が必須となります。



ヤンゴンは一年を通じて”高湿度”が続く

ミャンマーの季節は ” 3シーズン制 ” 
乾季(10月下旬~2月)→暑季(3~5月初旬)→雨季(5月下旬~10月中旬)

ヤンゴンは西にベンガル湾、南にモッタマ湾に面した湿潤なデルタ地帯が広がる。
そのため年間を通じて降水量が多いことで知られています。
湿度は年間を通じて80%以上と高く、特に6~8月には雨季となり降水量も多くなります。
本来、観光なら乾季や降水量が少ない11~4月の時期がベストシーズン乾季では最低気温が20℃を下回わることがあります。必ず防寒着などを用意しましょう。

↓ヤンゴン

ヤンゴンの6月~8月は降水量に要注意。雨具等の対策が必要です。但し、日頃から傘を使う習慣はあまりなく、一時的なスコール対策には、折りたたみ傘は用意があれば良いですが、荷物がかさばるのでビニール雨具でも大丈夫!

また、外出時には、携帯簡易レインコートは必需品。気温は高いですが雨で、体が濡れで屋内のエアコン等で冷え肌寒く感じます。寒さ対策用の長袖のアンダーウェアはこまめの着替用があると安心です。

中部のマンダレー・バガンは一年を通じて降水量が少ない

ミャンマー中部に位置するマンダレー地域は、近くにアジア三大仏教遺跡と言われるバガン遺跡もあります。これらの地域はミャンマーでも降水量が少ない地域です。

一年を通じてヤンゴンとは違い雨量は少ない。
暑季の3月から4月は、特に厳しい暑さが続きます。
5~6月は、湿度が高くやや蒸し暑く感じますが、日本の露の初夏にあたり新緑の樹木が映えて寺院、仏塔の景観がより一層楽しめます。

ミャンマーの乾季となる11~2月の時期は、最低気温は20℃を下回る時もあります。
服装もそれに合わせた寒さ対策の服装をご用意ください。
特に12月~2月頃は、朝晩の最低気温は13℃前後にまで下がり大変肌寒く感じます。

↓マンダレー

ミャンマーの服装のポイント

【基本の服装】
動きやすい軽いアクティブな夏服が最適。

強い日差し対策として素材は、日中は薄手の長袖スポーツウェアに使われるようなナイロンやポリエステル系がおすすめ。
移動時のタクシーや機内・バスの冷房対策としても上着が必要。

◆半袖とその上に直ぐに羽織れる薄手長袖のカジュアルジャンパー等が基本
 ※暑くて日焼けが気にならない方は、「半袖」
◆突然の豪雨時の雨風を通さないナイロン地又はポリエステルのシャンパー又はヤッケ等の服装
◆長袖又は七分袖のインナー着
◆七分ズボン、当日に雨予測の時にも万全、足元が気になりません。
 ※短パンは、仏塔見学の露出、虫刺さされで懸念。
◆一日中の観光は、徒歩が基本ですので両手フリーのバッグ
◆靴は、サンダルは履きやすく、脱ぎやすいものが良いですが、ビーチサンダル的なかかとがないものは、観光見学に足に負担がかかります。
◆帽子は日差しや雨の時にも便利

あくまでも南国の国。「短パン・半袖」が一番開放的でいいですが、ミャンマーの仏塔見学、季節や地域に準じた服装のポイント。
状況に応じて「あなたなりの服装」をお楽しみください。


ミャンマーでは機能的で気候・天候にも最適な七分ズボン!


足元が軽く涼しく、雨が降っても足元が気にならない機能性あるロンジー、洗うのも簡単!
ミャンマーのお国柄の知恵の衣装です。
男女共に日常で着ていますので路上で見かけます。
到着されたら購入し「ロンジー衣装」で見学もオシャレ。記念撮影にも映えますのでお試しください。

【ドレスコード】
ミャンマーでの食事の際は、ホテル等に至っても特に正装する必要はありません。

【寺院・仏塔内】
仏塔・寺院の観光の際は、必ずと言っていいほど靴を脱いで裸足。
◆男性の靴下、女性のストッキング等も禁じられています。
◆脱いだり履いたりし易いサンダル又は靴が便利。
◆仏塔により肌の露出が多いと入れない場合がありますので、着やすい長袖の薄手ジャンパーをご用意ください。
◆仏塔周りで、足の汚れが気になる方は、タオルやウェットティッシュをご用意ください。
◆ビニール袋 自分の脱いだ靴を入れます。

ミャンマー旅行の必需品

◆虫除けスプレー:山岳の仏塔見学、屋外レストラン等、常に「デング熱」予防にかかせません。
◆蚊取り線香:ホテルにより用意されない場合があります。
◆サンダル:厚手の底でカカトが有るもの。普段から履きなれた疲れやすくないもの
◆懐中電灯:停電や洞窟や暗い仏塔内見学に利用
◆常用薬備品:整腸・胃薬剤、頭痛、腹痛、風邪薬、虫さされの薬 等
 数日分を数錠ご用意ください。
◆雨用ビニールガッパ:雨と兼務防寒でも利用します。

※すべて簡易のもので使い捨て等が便利。

持参する役立つ携帯品

◆ハンドタオル・ポケットティツシュ・ウェットティッシュ
◆使いかけ(半分)ぐらいのトイレットペーパー: 公衆トイレ、レストラン(飲食店)使います。
◆爪切り・毛抜き:日本の爪切りは使い易い。素足の仏塔で必要となる場合があります。
◆使い捨てマスク:寒い時や臭い、ほこり対策
◆水着:ホテルにはプールがあります。一年中利用可能

多くの荷物を持参しても負担がかかります。
旅先を考え「嵩張らない」「現地使い捨」など用途に応じてご用意したらいかがでしょうか。

こちらも是非ご覧ください

これだけは知っておきたいヤンゴン注意事項の10項目

旅慣れない旅先、意外なアクシデントもあります。
そこで、最後にミャンマーの習慣的なことをお知らせいたします。
大半の仏塔見学は、靴脱場がありそこから素足で周ります。自分のデイバックにいれることもできますので、ビニール袋を用意されると便利です。入口と出口が違う場合もありますので・・・

ゴールデン・ロックなどは広大な敷地を約2時間かけて熱い石畳を素足で歩き続けます。知らないで行くことで大変な思いに直面します。また駐車場から降りて参道が長く、様々な仏塔を見学するには一日中かけて歩くことも考えておく必要があります。

熱帯の国ですのでミャンマーも蚊が多く、一年中、蚊は居ます。
電子香取器は電圧の問題で使えない場合があります。ドライヤー等も持参しても、変換機でも対応できなくヒューズが飛んだりします。電源を使わないものがおすすめです。

虫除けのスプレー等は手荷物の持ち込み禁止により空港内で止められる場合がありますので、機内持ち込み以外のトランクに収めるようにしてください。
特に、ミャンマーはヤンゴンから各地への移動は、空路による国内線が多く、言葉も通じないなかスプレー缶の仕様で没収されることが多く気負つけてください。

男女に限らず、化粧品関係の「スブレー缶」「液体ビンの容量」は、空路の場合、事前に調べて機内荷物に持ち込まないとこと心掛けてください。
毎日使う化粧品ですが、機内持ち込みで没収されることを良く見かけます。

外出時のトイレットペーパーも持って行きましょう。ホテル以外の施設ではトイレの紙は常備してありません。ポケットティッシュでも結構!

アクシデントも旅の思い出となりますが、多少の知識で事前に防げることもあります。

↓気になる物価
スバリ!!ミャンマーは過ごしやすい!!まだまだ物価が安い – Clip
 
ミャンマー旅行をお楽しみください。
ミャンマーの時期ごとの気候について紹介しています。
ミャンマー観光ベストシーズン到来。 10月~3月が一番快適!!
 
↓ヤンゴン観光もお楽しみください。
【2019年ミャンマー旅】ヤンゴン観光おすすめモデルコース – Clip

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