シュエグージー寺院　Shwegyugyi Temple

仏塔の中央テラスから一望できる数少ない寺院のひとつ

現在のオールドバガンとよばれる城壁に囲まれた場所に、1131年バガン朝第4代王アラウンシィードゥー王(1113～1163年)によりにシュエグージー寺院が建立された。
入口の木製の扉は創建当初から使われているもの。16世紀半ばに大規模に改修され、当時の白い漆喰(しっくい)で装飾を施した形跡が要所に見られます。
石版には、寺院の完成まで、7ケ月を掛けたその経緯について記述されたものが読み取れる。また、他の仏塔と異なり先端の金色の塔が印象的です。
寺院内部のテラスからは、現在でも周囲のバガンの寺院群が一望できます。

シュエグージーとは「偉大な金のアーチ」という意味。
印象的な入口のアーチは高さ3ｍあります。入口の木製の扉と調和のとれた美しいデザインが優雅で印象的です。
中央の塔は、アナンダ寺院に似ているといわれている。

寺院の周囲では、遺跡の発掘現場を見ることが出来ます。
そして、シュエグージー寺院そのものも素晴らしいのですが、寺院内に狭い階段があり、上部テラスに上がることが出来ます。
やはり一番のお勧めは、寺院を登ったテラスから見えた絶景が素晴らしいのでおすすめです。
意外とあまり混雑していませんが、上階への階段は暗く狭いので、足元に気を付けて登る必要があります。
乾季のテラスの石段も日中は熱く足の裏が火傷しそうなほどです。やや誰でも簡単に登れる場所ではありません。

東側に朝日の美しい景観を堪能できるスポットがあります。
朝焼けの瞬間は静寂の空間でゆっくりできます。
四方を遮るものなくバガン全景を見渡せますし、近くのアナンダ寺院や、タビニュ寺院の全景を撮影できます。
この建物の四方から登ることもできますが、かなり危険も伴いますので、ガイドさんとご相談の上、挑戦してみてください。

シュエグージー寺院自体も遠くから見ると美しいですが、ここは登れるのでそこからの絶景は絶対に見逃せません。

【基本情報】
コメント：テラスから見える絶景がおすすめです。
名称：シュエグージー寺院
住所：Bagan, Myanmar
アクセス：アナンダ寺院の近く。

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