ミャンマーのコーヒーが世界から注目されている!!

近年急速に発展するミャンマーのコーヒー産業。

赤土の肥沃な土壌、適度な降水量に恵まれたミャンマーは、近年非常に高品質のコーヒーを生産しています。産業としても現金収入向上による生活改善と、有機農法や森林農法の普及による森林保全を目的として行政も力を入れている産業です。

東南アジアの中でも最も有名なのは、ベトナムやインドネシア産のコーヒーとなります。近年、それとは異なる味わいが楽しめるのがミャンマーのコーヒー。最出国として最後の国としても注目されている。ミャンマー自身”コーヒーベルト”というコーヒー豆の栽培に適した緯度にあり、元々はコーヒー豆栽培づくりに優れた場所です。

有名なコーヒーブランドとして、「Shwe Pu Zun」(シュウェ・プズン)などが上げられる

1800年代後半にロブスタ種などのコーヒー栽培が始まり、1930年代以降アラビカ種の栽培も行われるようになっています。品質的にも、2016年アメリカ・アトランタにて行われたSCAAエキスポで高評化を受けるほど、近年、世界諸国からも注目される生産国となってきています。

日本もコーヒー栽培支援プロジェクトで応援

ミャンマーのカヤー州やシャン州の農村で、コーヒー栽培支援のプロジェクトを2015年から行なっています。

ペコン農園は、1000本程のコーヒーの木に加え、マンゴーや樫の木、香りのするパフュームツリーと呼ばれる植物、マメ科の植物など、様々な植物を育てています。

コーヒーの木は日差しに弱いため、日陰ができるようにコーヒーよりも背の高い木を近くに植えたり、木の育成を進めると同時に、モミやワラを農園全体に敷くことで土を肥沃にしたし指導・支援をしています。

ドービャク村では農園はなく、組合員がそれぞれの家で裏庭栽培を行なっていますが、そこで、雨対策のための指導を行い、農家も栽培に取り組んでいるそうです。

香ばしくて複雑な味わいのスペシャルティコーヒー

ミャンマースペシャルティコーヒー豆は、酸っぱさと言うよりは、コーヒーらしい香ばしさに複雑な味わいのあるのが特徴です。ギュッと詰まったような濃厚な味わいと、香りは優しく香ばしいさがあります。ナチュラル特有の香り、甘みと後からくる優しい酸味にファンが増えています。

入れ方も、蒸らし時間をしっかり時間をとり、細くゆっくりとドリップして淹れるのがよいと言われています。

主に採取できるマンダレー地域のコーヒー

ミャンマー北部にあるマンダレー地方は 1886年にイギリスに合併、 ビルマ最後の王朝として栄えました。 そのマンダレー地域の東部に広がるシャン高原は 避暑地としてしても知れ、それから今まで開発された場所です。 現在でもイギリス当時の面影の建物などが存在します。

マンダレーに行く際には、是非、コーヒーをご堪能ください。

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