ミャンマーでおやつのことを”タッイェサー”と言います
ミャンマーでは餅と米を原料にする”おやつ”が多いのが特徴です
またトウモロコシや芋をおやつとして食べる習慣もあります
お菓子のことは「モッォ」と呼びます
街を歩くと屋台や出店で見かけます。一度、試食してみてください
基本的に「甘党」でないと食べられないとかと思います。笑
ミャンマーで 人気のあるおやつは、「アッチョー(ミャンマー風の天ぷら)」、餅(餅と赤豆を一緒に蒸した食べ物)、ベェンモッォ(米と黒砂糖とココナッツをベースにする)、カォモッォ(米粉をスライドし、赤豆、ココナッツで作ったもの)、モッォラーカォ(餅粉と少しの米粉で作ったもので、腕輪のお菓子という意味合いがあります)、モッォリンマヤー(米、鶉の卵、豆、油)日本のたこ焼きと形が似ています
それ以外にも、モッォペェトォ(バナナの葉っぱを三角の形し、餅米の中砂糖とココナッツを混ぜたのを入れて30分ぐらい蒸したもの)
チャッチョー(ゼリーのようなお菓子)、サノンマキン(米粉、砂糖とピーナッツと焼いたお菓子)
シェインエー(ココナッツミルク、チャッチョー、パン、砂糖、餅米、米を元にしたものなどで作ったお菓子)
お汁粉(モッラォイェパォー)(特にミャンマーの水掛祭りによく食べるお菓子)などです
代表的なおやつの作り方をお知らせします
写真と作り方と材料で、なんとなく「味」の想像ができるかと思いますが、和菓子と考えて食べてもらえばイメージがつくと思います
◎お汁粉(モッラォイェパォー)(作り方)
ミャンマーのお正月「水掛祭り」には、モッラォイェパォーをおもてなし、ご馳走するのはミャンマーの素晴らしい習慣と考えられています
米粉、もち米粉を混ぜ、中に黒砂糖入れて丸めた食べ物です
若い人達はお互い、ふざけて黒砂糖の代わりに唐辛子を入れて、女子が男子に食べさせるのはそのお菓子の面白さの1つです
材 料
- もち米の粉1Kg
- 米の粉250g
- ココナッツ(小さく刻む)
- 黒砂糖 250g
作り方
- もち米の粉、米の粉を水入れて混ぜる。適当な固さまで混ぜます
- 黒砂糖1個を4分等に割っておく
- ココナッツの小さく刻んでおく
- そして、混ざったもち米粉と米の粉の中に黒砂糖を餡こし、丸める
- 大きな鍋の中に水を半分入れて沸かす
- 沸かしたお湯の中に餅団子をゆっくり入れる
- 団子が自然に浮かんだら、水の中に入れて冷やし、その後、水をこす
- 水こした団子の上にココナッツを乗せたら、モッラォイェパォー完成する
◎チャッチョー(作り方)
材 料
- ゼリー粉 100g
- 砂糖 50g
- ココナッツクリーム 50g
作り方
・1Lの水を沸かして、ゼリー粉と砂糖を全部入れて、よく混ぜる
・粘りになったら、ココナッツクリームを入れて、混ぜる
・そして、入れ物の中に入れて冷やしたら、チャッチョーが完成する
◎シェインエー(作り方)
ミャンマーの水掛祭りは、毎年4月13日から16日に行われます
その日はミャンマー人が寄付して功徳を得るのが一般的に多く
寄付の仕方は様々ですが、水掛祭りに参加している人達に甘いスイートで「おもてなし」のご馳走するのが良い習慣と言われています
その中に一番よく用いられるのが「モッラォイェパォー」と「シェインエー」ですが、今回は、その「シェインエー」の作り方をお話しますので、是非、自宅でも作ってお試しください
材 料
- モラッサァンペー(米を元にしたもの) 500g
- タピオカ 200g
- もちごめ 160g
- チャッチョー 100g
- ココナッツクリーム 200g
- 砂糖 480g
- パン 15枚
作り方
1.ココナッツクリームと砂糖を氷水800gと混ぜる
2.そして、茶碗の中にモラッサァンペー、タピオカ、もち米、チャッチョー、パンを入れ、その上から、ココナッツクリームと砂糖を混ぜたのを入れ、少し氷いれたら、シェインエーが完成する
(シェインエーの意味は直接訳すれば、心の中まで涼しいと意味ですが、暑い夏によく食べるものなので、ココナッツの香りと具の美味しさに氷の冷たさが、食べる人に幸せな気分になるという意味もあるだろう)
ミャンマーの場合、果物が豊富に採れる国です
ですからタピオカやココナッツが、日常で食材に使われています
このような「おやつ」が食べられるのも南国のミャンマーならではですが、穀物の国として日本の食文化と一番似ているかも知れません
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