旧国会議事堂として使われ、その周辺にはチットラダー 宮殿やウィマーンメーク宮殿が連ねる
宮殿は、大理石を用いたイタリア風建築であり、当時ウィマーンメーク宮殿を生活の場にしていたラーマ5世が、迎賓館として使用するために1907年に建設に着手し、1915年の完成以来、迎賓館として、また1932年から1974年までタイの国会議事堂として使われ、現在は迎賓館として利用されている
近代のタイの歴史を見つめ続けてきました
建築設計は、サン・ピエトロ大聖堂(ローマ)、セント・ポール大聖堂(ロンドン)などを元に行われたと言われています
建築様式はおおむねルネサンス様式を採用し、外部の彫刻にはバロック様式の影響、内部の一部にはロココ様式などと見られる
建物の特徴でもある中央の大きなドームのほかに6つのドームがあり、それぞれ内側に美しいフレスコ画が描かれています
イタリアの画家ガリレオ・ギニとリコリ(リゴーリ)の作で、ラーマ1世から6世までの偉業をテーマにしたストーリー性のある作品は感動的です
王族が使用した御輿やタイの有名な作家が制作した想像上の動物のオブジェなど、芸術的展示物を数多く所蔵しています
※入場はできませんが、外から建物の外観を見ることができます
2017年末以降、近隣のウィマーンメーク宮殿と共に内部非公開となっている
(本殿の外観を敷地外より拝観可)
↑追悼記念冠
↑チュラーロン コーン王 (ラーマ 5 世)、タイのバンコクでの騎馬像
デュシット動物園(カオディンワナ)で閉園80年以上開園しているタイ初の動物園なのでカオディンワナ動物園からの写真です
アナンタ・サマーコム宮殿の周辺には、明光風靡な建物や施設が多く観られます
近くに来られたら是非、立ち寄ってみてはいかがでしょうか
【基本情報】
名 称:アナンタ・サマーコム宮殿 Ananta Samakhom Throne Old Parliament House
所在地 : QGC7+P55, Dusit, Dusit District, Bangkok 10300 タイ
アクセス:バンコク中心部から車で約30分
営業時間:
TEL :
詳細URL(公式HP):
↓MAP
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