
チェンセーン Chiang Saen
ギッシリ見所が集まったチェンセーン遺跡
近隣の国と交易で栄えたチェンセーン。約700年前、王国の都として開かれた町。
タイの特長とも言える数多くのムンソー様式の仏塔や寺院が残っている。国境線がある町として19世紀入り中国との交易の中継の拠点となり、現在もメコン川を隔てラオスやミャンマー、そして中国との交易が行われている。
メーサーイから車で約1時間。チェンセーン王国の遺跡とゴールデン・トライアングル。
↓ゴールデントライアングル公園のシンボル
ゴールデン トライアングル Golden Triangle
有名なタイ、ラオス、ミャンマーの3ヶ国の国境が交わる黄金の”三角地帯”
タイとラオスの間を流れるメコン川。
そしてタイとミャンマーの間を流れるルアック川が合流する3国の国境を接する地帯をゴールデントライアングルと呼んでいる。
黄金地帯の意味する由縁は、アヘンによる交易の収入源からきている言われる。特にメコン川の対岸となるラオスは雄大な手つかずの大自然を望むことができスポット。
タイのメーサーイ(Mae Sai)からGolden Triangleに到着。
タイの小高い山や農地を走り、約1時間で到着。
一面、田んぼと畑の道を延々と走り抜けてきました。
当時の世界最大の麻薬密造地帯。
タイからとミャンマーは身近でしたが、初めて観るラオスは観光地とはいえ興味津々の神秘的な場所でした。
大河メコン川を挟んで、ラオスの景色は未知の土地として人生初めての良い思い出として残ります。
ゴールデントライアングルの船着場が川沿いに並んでいます。小型ボートの4〜5人乗りで300バーツ。
一般的なコースは、メコン川の中州のコオ・モートーへ行き、ミャンマー側のカジノ:Paradise Resortをボート上より見学しラオス側のドーンサオまで行くコース。
所要1時間程度がおすすめ。
注/乗った場所の船着場に戻らない片道コースもあるのでご注意ください。
【基本情報】
名 称: ゴールデントライアングル・メコン川遊覧ボート
Mae Khong River Boat Cruise、所要1時間程度、4〜5人乗りで約300バーツ。料金はコースにより異なる
住 所: Chiang Saen, Chiang Rai
【アクセス】
チェンラーイ市内の第1バスターミナルから緑のバスに乗り、所要時間1時間半で到着。30分間隔で出ています。37バーツ/日本円130円。
メーサーイの町からは「青のソンテオ」で40分間隔。所要時間1時間
50バーツ/日本円で175円。最近はチェンセーンの町でソンテオが減り、なかなかつかまらない傾向があります。近場の観光はバイクタクシーが便利です。
↓地 図
↓アヘン博物館入口
アヘン博物館 Opium Museum
この地域、ゴールデントライアングルのメコン川流域といわれる地域はアヘンの一大生産地だった歴史があり、悪名の場所としても知られる。
その記念と教訓を残した博物館。
遡ればアヘン戦争など、アヘン知識が学べる。
その恐ろしさと当時からの歴史が解り易く展示してあります。
入館料は200バーツ。
博物館として立派な施設で展示物も時代ごとに展示がされている。
展示方法も興味を引きように演出されていて素晴らしいので是非おすすめのスポットです。
チェンセーンの町の中心のマーケットで昼食
チェンセーンの町は、メコン川を背にしてメイン通りの広いポリフォニー通りPhahonyothin Rdが1本ある。
その通り沿いにレストランと露店が立ち並んでいる。
メコン川沿いの歩道には、夕食時になると地元の人が屋台に集まってくる。
↓地 図
東西南北。約1キロの小さな町に観光の見所が納まっている。
チェンセーン王国の遺跡地帯は、公園や緑が多くとても清々しく気持ちのいい街。
静かな古都を独り占めしてじっくり周りました。
パーサック歴史公園 Pasak Historical Site
チェンセーン王国の遺跡が公園になっている歴史公園
チェンセーンの一番西側のはずれにある寺院跡地。
チークの林地帯を以前の建立した遺跡を公園として閑静な雰囲気が素晴らしい。
数種の仏塔があるが中心的なものはワット・パーサックWat Pasakの仏塔。14世紀に造られたものと言われているが。
現在でも保存状態も良く趣は同時が伺える。
チェンマイのハリプンチャイ王国、スコータイなどの影響を受けた様式。
【基本情報】
コメント:静かな閑静のある場所に位置して落ち着ける公園
名 称:パーサック歴史公園 Pasak Historical Site
拝観時間:午前8時~午後17時
拝観料:50バーツ 外国観光客のみ
↓地 図
チェンセーン国立博物館 Chiang Saen Museum
小さいけれど見応えあり
西側のパホンヨーティン通りに入りすぐ右側にある国立博物館。
14世紀の絢爛豪華な装飾が施されたラッタナーコーシン様式の仏像が観られる場所として貴重。
また、館内も綺麗で展示品が見易く、山岳少数民族の衣装や楽器などタイ北部の興味深い工芸品が展示されている。
↓地 図
ワット・チェーディー・ルアン Wat Chedi Luang
廃墟のようであるが、経年の自然の草が歴史を物語ってみえる。
ランナータイ王朝の約12~14世紀の間に建立されたと言われる寺院。
凛とし整形が整い八角形の基壇の上に高さ18mの塔が特徴。
↓地 図
ワット ・プラ・タート・チョーム・キッティ Wat Phra That Chom Kitti
煌びやかに丘にそびえ立つ寺院
町の中心地から北西側、バイパスの外側の約3kmほどの場所にある。
小高い山にある寺院で麓から参道のレンガの階段で仏塔へ行ける。
黄金の仏塔前や本堂には仏像のレリーフレーが観られる。
↓地 図
暑かったので寺院でちょっと一休み。
↓ワット・ブラ・タート・パーン・ンガオ Wat Phra That Pang Ngao
ここからトライアングンの全景が見渡せる素晴らしい場所です。
ワット・ブラ・タート・パーン・ンガオ Wat Phra That Pang Ngao
メコン川を背景にトライアングル地域からラオスを見渡せる絶好のスポット
モダンなデザインの仏塔があると聞いて行ってみました。
チェンセーンの町から北へメコン川沿いチェンコーンに向かって行くとあります。
山頂には白い仏塔が見えてきます。
頂上からは素晴らしい景色が観れますので、是非、行かれることをおすすめします。
↓地 図
道沿いのローカルレストラです。田んぼの真ん中にあります。この街道沿いには数件のこのようなレストランがありましたね。
今晩の夕食は、ここで!!


田んぼの中のレストランなのに。蟹やエビや貝など盛りだくさん。
料理というよりは、新鮮な素材をそのまま焼いて食べる贅沢な夕食。そして安くてびっくり!!
タイの2日目の宿泊
チエンラーイのチエンセーン街のメコン川の川岸のホテル。
Bansaeo Garden And Resort บ้านแซวการ์เด้น แอนด์ รีสอร์ท
最近でオープしたようですが、静かで閑静の川岸のホテルです。
チェンセーンの町から車で30分程度かかり、宿泊客も少なく、開放的で素晴らしい眺めです。
1泊7,000円ぐらい。この辺のリゾートホテルは安く泊まれるので、得とした気分。
田舎のタイの物価では高価な金額です。
ホテルのテラスから眺めるメコン川、向こう岸が、ラオス。
じーと観ていると密林からトラや象が出てきそう。人の気配がまったく無く未知の領域です。
川沿いには、ホテル専用のプールとレストランがある。この周辺、数キロはなにもないので、今晩はホテルの夕食となります。
夕方になりうっすらと夕陽が観れて素晴らしい景色
翌日は、朝から生憎の雨で、長袖がないと寒い。気温5度程度。
雨でせっかくの素晴らしい景色が見せられなくて残念。
向こう岸はラオス・・・果てしなく、人は一切居ない。
静まりきって神秘的な場所
ホテルの隣の仏塔寺院です。街道から見えたので立ち寄りました。
Wat Phra That Hua Kwan
今日はヤンゴンへ帰国の日、ドライブしながら帰ります。
道々は小高い山々が沢山あり農作物があちらこちらに見えます。
信仰の飾りですが、車に乗っていると売りにきます。
Wat Muen Buddha Mettakhunaram วัดหมื่นพุทธเมตตาคุณาราม (敕賜萬佛慈恩寺)
中国の寺院のようです。交易の影響ですかね。かなり辺鄙な場所にあります。周りには民家もなく、人がどこにも居ません。
なんて!大きいの?周囲にはなにも無く、誰が何のために造ったのか!解らないけど、「信仰」とは、正しく凄~いです。
これなら大仏の大きさが解りますね!!
では! チェンセーンの観光も終わり、タチレク空港へ向かいます。Tachileik Airport
タチレク空港 Tachileik Airport
【アクセス】
ヤンゴンからヤンゴン航空が毎日出航していますヤンゴン~タチレイ(片道)
・外国観光客 約145ドル ・ミャンマー人 11100チャット/ 日本円800円
タチレイ~ヤンゴンは、現在、直行便と経由便、合わせて、エアーバガン、エアーカンボーザ、ヤンゴンエアウェイズ、アジアンウィングス、マン・ヤダナポンエアラインズの5社が運行しています。
便と航空運賃も季節により変動します。
次は”スコータイ”に行く予定で~す。
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