
セブの女性がおすすめするマゼランの十字架と歴史を解説
セブ島がキリスト教の伝道の起点
東南アジア・フィリピン、セブの中心部に位置するマゼランの十字架・マゼランクロスは、フィリピンの歴史において、豊かなこの諸島におけるキリスト教の誕生の証としてここに建立されました
左手の建物の入り口が、マゼランクロスで、右手の建物がサントニーニョ教会の入口です
日本人の方に多いのが、マゼランの十字架をみて帰る方がいますが、最大の観光の見所は、サントニーニョ教会ですのでお見逃しなく・・・
マゼランと言う名があまり知られていますので、マゼランの十字架で満足されているようです・・(笑)
このマゼランクロスの記念碑は、全フィリピンの歴史における重要な場所をなり、国の宗教的な変革の証ともいえます
マゼランの記念塔です
1521年、フィリピン最初のキリスト教徒のフマボン王とファナ女王、臣下400人が洗礼を受けた場所にマゼランが建てた木製の十字架です
当時より、不治の病、万病に効くと信じた地元民が、十字架を削りとるようになり十字架の全壊を防ぐために、1834年には八角堂の囲いとして建物造られました
現在の十字架はレプリカであり外側の部分も複製から修復しています
こちらにローソクを置いて祈りを捧げます・・・
ローソクには、火を付けずに置くだけです
セブのマゼランクロス観光のポイント
マゼランの十字架が納められている礼拝堂の八角堂の天井には、当時の洗礼儀式の様子を物語る絵画が一面に鮮やかに描かれています
絵画はセブにおけるキリスト教の歴史をものがたり、スペイン人の到着と地元の人々の洗礼という歴史的な出来事のシーンが判ります
地元の芸術品と工芸品
八角堂はマガリャネス通り(Magallanes St.) にあり、通りを隔てて南側にはシティ·ホール (Cebu City Hall)があります
史跡の周りには、キャンドルを売る店や地元の職人による工芸品が展示されておりセブの豊かな伝統が伺えます
マゼランクロスは単なる観光スポットではなく、セブのキリスト教への改宗を物語る神聖な場所です
フィリピンの宗教的、歴史的基盤について豊かな視点を得ることができるはずです
↓セブ市役所です
【アクセス】
マゼランクロスの場所は、セブ市内の中心地
アクセスのしやすさマゼランズ・クロスは便利な場所にあり、セブ市内の様々な場所から簡単にアクセスできます
観光のタイミングとして、混雑等を避けるため早朝に訪れることをおすすめします
マゼランクロスの周辺には豊かな文化的施設が多数あります
↑右手がサントニーニョ教会の入口です。入場は無料です
サントニーニョ教会やサンペドロ要塞など、セブ島の歴史的な建造物が数多く残る周辺の散策もお楽しみください
セブ島の歴史的な過去を垣間見ることができ場所としてセブの観光客は豊かな文化と体感できると思います
マゼランの十字架への入場料はかかりません
八角形の礼拝堂の中央に十字架が据えられており、マゼランクロスは入場無料で自由に出入りができます
この周辺で、信仰心の厚い地元民は、ローソクを買い祈りを捧げますが、そのローソクの購入する必要はありませんが、周囲の売り子に対する慈悲として、是非、安価ですので購入してみてください・・・
【基本情報】
名 称:マゼランの十字架 マゼランクロス Magellan’s Cross
所在地 : 7WV2+CQG, P. Burgos St, Cebu City, 6000 Cebu,
アクセス: セブ市役所隣り コロンストリートより600m
営業時間: 8時00分~18時00分
TEL : +63 78 945 6321
詳細URL(公式HP):https://santoninodecebubasilica.org/
↓MAP
↓あわせてご覧ください
フィリピン最古のローマ・カトリック教のサントニーニョ教会 Sto. Nino Church
フィリピン最大級のお祭りと言われるセブ島のシヌログ祭です
毎年300万人近くの人で賑わうお祭りで、1月の第3日曜にメインパレードの開催されますが、
ダンスパフォーマンスやコンテストなど、多彩な魅力と合わせて、このマゼランクロスが中心となります
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