
人気の目的地トップは日本(東京)、2位オーストラリア(ゴールドコースト)、3位シンガポール
この調査では、日本を含むAPAC諸国11カ国・地域の8,000人を超える旅行者を対象とする調査データを基に結果をまとめています
複数世代での家族旅行の人気の目的地
人気の目的地に、1位に東京、5位に大阪、10位以内ランクインしています
トレンドの目的地は、意外にも浦安(日本)が1位、続いて2位にアヨーディヤー(インド)、3位ウルワツ(バリ島)」など新たな興味深いスポットが挙げられています
※1 ブッキング・ドットコムでの検索数に基づいて、2024年に最も人気の高い場所と特定された、複数世代での家族旅行の目的地を特定したものです
※2 ブッキング・ドットコムでの、2023年から2024年までの検索数の前年比の変化を分析することで、複数世代での家族旅行のトレンド目的地を特定したものです。このランキングにより、新たな関心が浮かび上がっています
旅行は複数世代の家族の距離を縮めます
アジア太平洋地域APACの旅行者の約半数の47%が、複数世代での旅行のメリットとして
「愛する人との絆を深め共通の思い出を作る機会を得ること」と挙げている
「めったに会えない家族と一緒に過ごすこと(39%)」
「様々な家族の世代の価値観を学べること(27%)」
「子どもに、親以外のお手本となる人物と過ごす機会を与えること(26%)」
を感じています
家族旅行(複数世代)のメリットとして
「家族の絆を深め共通の思い出を作ること(47%)」
「めったに会えない家族と一緒に過ごすこと(39%)」
「家族年齢層向けの多様なアクティビティを楽しめること(34%)」が挙げられています
すべての世代が楽しめる旅行の計画とは
家族旅行(複数世代) の全員が満足する旅行を計画することは容易ではありません
その複数世代の家族旅行を複雑にする要因が以下に揚げられます
「安全性や健康に関する懸念の高まり(30%)」
「興味対象の不一致(30%)」
「食事のニーズが多岐に渡ることの難しさ(28%)」といった問題に向き合うことになります。
「エネルギーレベルやスタミナのバランスを取ること(27%)」
「家族間のギャップやペースへの対処(25%)」によって旅行はさらに複雑化する場合があります
多くの場合、家族旅行の計画を立てる際に主体となるのはテクノロジーを駆使するミレニアル世代です
ミレニアル世代の48%が、家族旅行手配時に計画を立てる中心の役割を担っています
旅行日数について、大半の家族連れが4日間から6日間が最適だと考えています
これは十分にくつろぐことができ旅の疲れが出るほど長くはない期間と考えています
旅行を予約するタイミングについては、意外なことに直感的に行動する家族が多く、約半数(51%)の旅行者が「旅行当日までの1ヶ月以内~直前予約」について抵抗がこと無いことが判りました
この傾向は6日間以上の長期旅行でも見られ40%が1ヶ月未満で予約をしていました
家族の宿泊施設の選択は半数の「ホテル(49%)」が以前人気です
次に好まれる宿泊施設として「リゾート(36%)」が続きますが、最近はユニークな宿泊先も人気が高まっています。
4分の1の25%が文化を感じられる旅館やハノック(韓国の伝統的家屋)、ヴィラ、貸別荘、ツリーハウスなども魅力を感じており、その土地の雰囲気を感じ地域的な体験ができる旅行に人気が高まっています
宿泊施設を選ぶ際の考慮するポイントとして「価格が手頃であること(41%)」、「観光スポットへ近いこと(29%)」、「家族世代の食事のニーズに対応した施設内レストラン(27%)」が上位に挙げられています
家族旅行の心をつかむための目的地として
旅行者の約4割(39%)は海外旅行で刺激を得ることを望んでおり
新しい文化との出会いや未知の体験を求めています
その反面では家族旅行での目的地を決める際に優先することとして
「安全性・セキュリティ(46%)」
「料金の手頃さ・コストパフォーマンス(39%)」
「全世代向きのアクセシビリティ(30%)」が上位を占めています
「環境面でのサステナビリティに関する取り組み(13%)」
「文化を味わう体験(13%)」も評価されています
旅行地の決定の際に42%が移動距離が短く、現地での習慣に精通しているという利点から国内の旅行先を好んでいます
一方、39%は海外旅行では刺激を得ることを望んでおり新しい文化との出会いや未知の体験を求めています
目的地の中には、文化的な魅力、多様なアクティビティ、家族連れに優しいアメニティといった複合的な理由から特に家族旅行での人気が高まっている目的地があります
家族旅行の価値観
アジア太平洋地域APACの多世代の同居する家庭が世界の平均よりも43%と多いという特徴があります
アジア内において、タイ、フィリピン、カンボジア、そして日本により違いはあると感じますが、
近年、核家族化が進むなかでもアジア諸国では大家族での生活を重視する文化は残っています
その家族旅行における価値観や家族同士の密接な関係は、旅行の内容の決定やアプローチの仕方にも大きく影響しています
2024.10.09日本発表
世界最大級の宿泊予約サイト Booking.comによる、アジア太平洋地域(APAC)における複数世代での旅行についての最新調査「Gen.Voyage!」の発表
このような調査はAPACで初めて実施され、祖父母、両親、子供、その他の親戚がレジャー・観光目的で一緒に旅行をする複数世代での旅行の最新動向です
【参考】基本ミレニアル世代とは、一般的に1981年から1996年生まれの世代を指し、2023年時点で27歳から42歳が対象となります
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