【海外渡航・滞在】海外での安全なパスポート管理方法|保管・持ち歩き方

パスポートの安全な管理や持ち歩く知恵袋としてお役立てください

パスポートを万が一海外旅行中に失くしたりすると大変、面倒なことになります

先ず、帰国することが出来ず、渡航先の日本大使館へ出向き再発行の手続きが必要です
失くした日程によりますが、帰りの便に乗れなくなる恐れもあります
宿泊の延泊の手配から帰りの航空券のチケットの手配など厄介で費用も掛かることとなるでしょう

海外旅行では、海外旅行の楽しみの思いと同時に、不慣れな搭乗手続き~荷物の制限や受け渡しや出国の審査のことなど、その国の入国審査等で不安や心配になることも多数あります

 

今回は、海外渡航~渡航先での安全なパスポートの保管・携帯時の仕方について解説致します

手軽に持っているパスポートも紛失して初めては重大な問題と気づく

日本の外務省によると、昨年2023年に紛失・盗難にあった一般旅券の件数は3万1659件
そのうち8割以上が日本国内における紛失・盗難の件数だという

海外でも2割の6,332件、月間527件もの紛失・盗難なっているという

あなたもその中の一人にならないようにくれぐれもご注意ください

海外旅行中にパスポートをどのように管理するか

パスポートを安全に管理するためのいくつかの方法をご紹介します

パスポート持ち歩くべきか・・それとも

パスポートを海外の渡航先で持ち歩くか? それともホテルの内のセーフティボックスに保管するか
この問題があります

ホテル内のセーフティボックスは決して安全ではありません

ホテルの室内に備え付けてあるセーフティボックス、貴重品を暗証番号付きで保管できるセーフティボックスですが、ランク的に低いホテルでは、信用しない方が良いと思います
ホテル側の関係者なら勝手に簡単にあけられ、度々、現金が盗まれていると聞きます。室内は、防犯カメラもなく、ホテルに話しても証拠もなく諦めるケースが多いようです
幸いにもホテル内での「パスポート」の紛失は、あまり聞きません

ホテル内で保管する場合のもう一つの方法として、自分のキャリーバックにパスポートを入れることで、暗唱番号や鍵をかけることが出来るので、盗難以外は、安全です

パスポートって持ち歩く必要が無いと思う方も多いでしょう

日本を出国した場合、免許証や保険証はなんの証明にもならず、証明書となるのがパスポートです

観光スポットやクラブなど入るためや移動時の警備や警察に身元を証明するためなど、様々シーンでパスポートが必要な場合があります

当然ですが、ブランド品の買い物をする際にVATの還付を求める際にパスポートを提示しなければならない場合があります

最近は、パスポートの写真映像をスマホに撮りを提示すれば十分であることも多いです

パスポートの”コピー”を紙で持ち歩くという方もいらっしゃいますが、パスポート効力としては、原本に比べ限られ、利用される場所により使用できないケースも多いでしょう

パスポートを携帯し持ち歩く方法として

旅行中にはパスポートを持ち歩かなければならない場合もあるかと思います

そんな時はどうすればよいのか? 旅行カバン・バッグは、裏地にファスナー付きの隠しポケットが備わっています

そこにパスポートや予備の現金などの貴重品を入れています
他にパスポートをしまっておく場所として、ベルトの裏側に隠しポケットが付いたマネーベルトやバックパックの内ポケットなども有効です

絶対にズボンの後ろポケットにパスポートを入れないこと

多くの人は常にパスポートを持ち歩くひとが多いようですが、最も悪い行動で、いつスリに合うか? 時間の問題で、スリに遭う危険を高めます

海外でのパスポート保管・管理方法

パスポートを3つの場所に分けて保管することで最悪のケースも対処出来るでしょう

■ パスポートそのものを持ち歩く方法

コピーをホテルで保管する
※コピーがあれば、もしパスポートを紛失した際の再発行が容易です

■写真映像やデータをサーバー上に保管
※インターネットよりデータを引きだし、身元を証明やパスポート番号を確認することが可能

パスポートを持ち歩きく場合の最適なバッグ

パスポートや小物を入れて持ち歩くための専用サコッシュパスポートケースがあります
サコッシュはショルダータイプで体に密着しており荷物の取り出しも優れている点です
サコッシュでは、女性の方については体裁が悪いと言う方も多いでしょう
その場合、女性の方ならカジュアルなショルダーバッグでも良いと思います

旅行ショルダーバッグのメリット

持ち運びに便利な首下げのセキュリティパスポートケース

・常に見える身体の前に斜め掛けることができる

・肌身離さず安全性が高く紛失することが少ない

・軽くて身軽に行動が可能ですし、バッグによりスキミング効果もある

・収納がし易く、コインやお札等の出し入れができます

サコッシュやショルダーバッグの場合でも斜めがけして前にかけることができ、異変の察知が早く、常に警戒心を持つことが出来ますし、何より相手が常に盗みにくい状況です

海外では荷物を手放すのは、絶対にNGの行動です

置き引きなどの盗難は、荷物を近くに置いてあっても一旦、手放したら発生します。

食事中に夢中になって警戒心を解いてしまったり、買い物や観光でスマホで撮影するために少し荷物を置いたり、つい日本にいる時の習慣により、普段あり得ない置き引き・盗難に遭う可能性があります

サコッシュやショルダーバッグの場合は軽くて邪魔にならず、常に身につけておくことが出来るため、紛失することがありません

旅行中にパスポートを紛失や盗難に遭ったら

渡航先の大使館や総領事館に本人が直接出向いて再発行を申請するための手続きを行います

日本の外務省が発行するパスポートは、有効期限が成人(18歳以上)は5年または10年、18歳未満なら5年だが、すぐに帰国したい場合は「帰国のための渡航書」(有効期限は数日間、帰国が確認された時点で失効)を申請することもできる

尚、パスポートの再発行には、戸籍謄本が必要になるので外務省は万が一に備えて海外渡航時に携行することを勧めています

旅行保険の契約内容の詳細も確認しておく必要があります

パスポートをホテルのセーフティボックスに預けた方に多いケースとして、チェックアウトした後に忘れたことに気づく方が多いそうです

セーフティボックスに靴の片方だけ入れておくことで絶対にセーフティボックスの中身も忘れない方法だそうです。

もし、パスポートを紛失したり盗まれたりしたら、適切な保険に加入していれば再発行に必要な費用が補償されます

保険約款の詳細により、ホテルのセーフティボックスから盗まれた場合は補償されるが、個人のバッグから盗まれた場合は補償されないもあります

紛失や盗難に遭ったパスポートが、どのような状況でも確実に補償されるのか、旅行保険の契約内容を確認することをおすすめします

海外でのパスポートの紛失・盗難は、初めて体験することは最大の事件のような出来事です
日本に帰国すれば、不運な経験の思い出として残りますが、その当事者の思いは、かなりのショックとパニック状態となります

そうならない為に保管や持ち歩く場合でも、それなりにパスポートに意識を向けておくことが肝心です

外務省よりパスポートの保管・使用に関する注意事項

日本でのパスポートを保管する際の注意として防虫剤と一緒に保管しないこと

パスポートをタンス等に入れて保管されている方もいると思われますが、長期間、衣類用の防虫剤と一緒に保管している場合、防虫剤の影響により、パスポートのラミネートが変色する可能性がありラミネートが変色しているパスポートで渡航すると入出国審査で問題が生じる可能性がある外務省からの発表です。

パスポートの「所持人記入欄」以外には何も書かないでください

パスポートの中で、所持人が記載することのできるページは所持人記入欄(裏表紙の内側)だけです

3ページ以降数字が印刷されているページには「渡航先」、「追記」又は「査証」と書かれていますが、これらのページは旅券事務所や各国が使用するものであり、例えば「渡航先」のページは渡航先が限定される場合に、旅券事務所が必要な事項を記載するところです
また、所持人記入欄の1つ前のページも国が注意書き等に使用するスペースですので、何も記載しないでください。

この渡航先ページに過去の所持人の渡航歴を記載していたために、外国での入国が拒否される可能性が高いとして飛行機への搭乗を拒否された例が実際にあります
また、パスポートに落書きをしてしまったために、外国での入国が拒否された例もあります

旅券発給当局が必要な記載をしたり各国が出入国証印や査証(ビザ)の貼付に使用するページをメモ用紙のように用いて書込みをしますと、ビザ申請時にトラブルになったり、外国での入国が拒否されるのみならず、日本からの出国もできなくなる場合もありますので、これらのページには何も書かないでください

 

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日本人の方が見たい知りたいことなど、アジア各地の観光や買い物、そしてそこで住む人達たちの習慣、風習なども知ってもらうため現地のリアルな写真と色々な情報を“Cl i p”でお伝えしています
タイ・ミャンマー・フィリピン・カンボジア・韓国・シンガポール・ベトナムの大学の友人より都度、情報をまとめますのでお楽しみください

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