ミャンマー国軍最高司令官の会見詳報より

2019-3-4

朝日新聞が2月14日に行ったミャンマー国軍トップの
ミンアウンフライン最高司令官のインタビューの詳報。

朝日新聞:2019年2月27日

―最後は日本との関係について質問します。
今後、日本政府のどのような協力を期待しますか?

日本は第2次世界大戦による焼け跡から非常に力強い国として立ち直った。ミャンマーの開発に対する日本の支援について、日本はミャンマーへの戦後補償の責任があった。日本は責任ある国だ。そして、ミャンマーの開発に対する重要な支援が日本から提供された。ミャンマーの状況について言えば、平和や安定、政治的な安定に向けて、日本と日本の人々には彼らの支援継続を促したい。第二に、少数民族グループは各地方の発展には不均衡があると言っている。彼らは彼らの地方が発展していない、しかし中央部は発展している、と言う。我々は武装闘争が理由で、そのあたりで開発に関する仕事をすることができない。今日建てられたものは翌日以降には破壊される。そして、我々は交渉によってのみ、前進させることができる。もし言わせてもらえるのであれば、日本政府には教育、健康、交通といった各民族の地域によって異なる事柄の格差を埋め、改善することを求めたい。第三に、労働市場を刺激し、多くの雇用を生み出す製造業に対する投資をお願いしたい。我々には雇用機会がないことから、お金がない。第四に、日本の人たちにミャンマーに来て、ミャンマーを見て欲しい。ミャンマーに来て現実を見て、判断して欲しい。見ることは信じること。だから、私は、来て、見てほしい。自身の目でミャンマーの発展を見ることはより良いことだろう。

是非、皆さんでミャンマーへ行きましょう。
Clip編集担当より

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