ティーローミィンロー寺院 Htilominlo Pahto
バガン遺跡のなかでも荘厳な3層構造の代表的な大寺院
パガン王朝、後期の大寺院のひとつとして数えられるティーローミンロー寺院。パガン王朝第8代国王ナンダウンミャー(1211~1234年)により1215年に建立されました。高さ約46メートル、3層の構造を持つ荘厳な寺院です。
寺院そのものは、バガンのイメージの象徴的建築で、30年前に建立されたスラマニ寺院に近い様式のレンガ建築で、元々は白いスタッコ(しっくい)が塗られていました。その複雑に彫られたスタッコの中には、マカラ(インド神話に登場する怪魚)のような神話の動物や怪物の描写を含んでいます。
そして中の壁画もカラフルな色合いです。
建物は2層になっており、1階には表情の異なる4体の仏像が収められているほか、部分的には、損傷しているところもあるが外側の手の込んだ装飾も観ることができる。
父親で第7代国王のナラパティシードゥーが、5人の息子から後継者を選ぶ際、白い傘を真ん中にして、倒れた傘が示したその息子を後続の王とすると決めたと言われています。
そのため、ナンダウンミヤー王の別名は、ティ-ロー、インロー(傘が選んだ王)と呼ばれていたそうです。
当時のビルマ語による王統史にもナンダウンミャー王(1211~1234年)はティーローミィンローと記されている。
外観は圧倒されるくらいの迫力あるパゴダですが、中にはいると見応えのある幻想的な雰囲気の仏像も見学できます。
全体的にバランスのとれたバガン遺跡を代表的する寺院の一つです。
【基本情報】
コメント:7代から8代の王朝の伝説かせ生まれた寺院です。
名称:ティーローミィンロー寺院
住所: Bagan, Myanmar
アクセス:ウパリティン寺院の近くにあります。
拝観時間: 午前7時30分~午後18時 休観日無し
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