
人気のタイは”一年中蒸し暑い南の国”
その証拠にタイの家はエアコンが必ず一日中ついています
暑季の猛暑では当たり前ですが湿度が高いこともあり快適な生活のためにバンコク市内ではエアコンは必要不可欠です。
基本的に服装はどのシーズンでも日本の夏と同じで困ることはありません。
但し、地域や状況に応じた服装の準備が必要だということを知ってください。
タイ旅行の事前に知っておきたい服装や持ち物に関することをお伝えします
タイ国土の季節感のイメージをご存じですか?
タイは熱帯モンスーン気候。年間の温度差は意外と小さく年間平均の最高気温はタイのバンコク中央で33.7度、最低気温が24.7度と一年中は30度近い平均気温が28.5度と暑いのです。
暑いといえば暑いのですが40度を超すような猛暑は、暑季に数回、それを除けばとても過ごしやすい気候。
気候を大まかに分けると、タイ観光のベストシーズンと言われる乾季(10月-2月)と暑季(2月中旬-5月)雨季(5月中旬-10月)の3つの季節がおおまかのところです。
国土は南北の距離が最も長い部分で1,860㎞。南北の緯度の差が16度あるので、地域により同じ熱帯でもさまざまな温度や季節の変化があります。
タイの地形は、おおまかにインドシナ半島をほぼ北から南に向かう平行する山脈。
タイの国土地域は、北部山地、首都バンコクのある中央平野、東北部台地、南部のマレー半島の4地域に区分され気候もそれにより変わります。
タイ観光は一年中。但し”雨季シーズン”は心構えが必要
雨季は1日1回スコールと言われる雨が降ります。傘は必要ありません。なぜなら傘が役に立たないぐらいの雨量となります。
突然というか、遠い方の黒い雨雲が近寄り真っ暗になり豪雨のような雨です。
短時間で通り過ぎ1時間以上雨が降ることは稀です。
場合によりバンコク市内も多くの道が冠水します。この時は観光の移動は避けて待機していた方が無難です。
この時ばかりは一切タクシーはつかりません。乗ったとして料金も割高になります。
雷も激しい時は注意が必要です。
早めにショッピンクセンターなどの屋内を確保し待機し止むのを待つのが一番です。
タイ旅行おすすめの時期は雨が降らず暑すぎない
”11月~2月”の乾季の時期が一番おすすめです
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年間を通してエアコン対策の服装が必要
個人差はありますがタイの屋内はエアコンが効きすぎと感じると思います
特に夜のレストランで寒いと感じることが多いでしょう。
薄手の羽織る服装を1枚は用意しておきましょう。
レストランは常に冷えている場所が多くエアコンの寒さに震えながら食事することもしばしあります。
レストランの座る場所風が直接来ない場所を選ぶのもコツです。
バンコクの各部屋にすべてエアコンが設置されています。”無い部屋”は無いでしょう。
特に日本人が住むコンドミニアムは必ずあります。
タイに渡航する時の機内は湿度と温度を下げていますので搭乗前に長袖の上着も用意した方が良いでしょう。
一応バンケットを貸して貰えますが、一枚では寒い時もあり着慣れた上着のほうが快適です。
せっかくの旅行で着いた時点から体調が悪くなることもあります。
併せて「マスク」も必須です。機内の乾燥で喉を痛めることも良くあります。
まず空港を出ると”蒸し暑さ”に圧倒。暑い国と実感するでしょう
バンコクの日中は炎天下で油断をすると日焼けします。
2時間ぐらい歩いているだけで夜には顔が真っ赤という人を見かけます。
女性の日差し対策は折りたたみの”傘”が便利
日傘があれば紫外線対策は勿論ですが、突然の降り始めの雨に対応できるのでかなり使えます。
荷物として嵩張り面倒なら現地のショッピンクセンターやマーケットで安く購入できます。
お土産として購入もいいですね。
日傘は普段からあまり使わないと言う方なら”雨傘”でもタイの旅行の期間中に使えるアイテムとして便利です。
観光している最中は暑さで汗をきます。
日焼け止めは汗で流れ効果はすぐに半減します。帽子もツバが広いもので首回りの日焼け対策が必要。
帽子を普段から利用している習慣の方なら問題ありませんが、普段より被らない方にとって不便なことですが、寺院内では礼儀として必ず帽子をとって参拝しなければいけないのでその度に着脱が必要。
つい忘れがちになりますのでご注意ください。
王室関係の場所では脱帽が基本です。その点もご注意ください。

観光の寺院や皇室関係施設の服装にも注意
寺院、王室関係の施設の施設では、露出をさけた服装は勿論ですが、美術館や博物館等でも正装でなくてはいけない場合もあります。
事前にその施設のドレスコードをチェックして出かけたほうが安心
万が一、服装に問題があった場合でも、羽織る専用の服装のレンタルが必ずありますので入れないことはありません。
但し、レンタルは有料の場合と無料の場合があり有料の場合100バーツくらいです。
そのような意味でも「薄手」の長袖は必要です。
ドレスコード場所での基本的な服装
男女とも上半身は、肩がでている服は避けてください。男性であればランニングシャツ。
女性であればノースリーブはNG。
下半身は、男性は長ズボンであれば問題はありません。スボン丈として膝が出てなければ問題ありません。女性はロングスカートやパンツ等なら問題ありません。
履物で男性のサンダルが良く聞かれますが、寺院や皇室では靴を脱いで見学しますので履物のチェックはありません。
今回私も長袖で参拝に行きましたが、女性のショートスカートをチェックされこの寺院の専用の羽織りを借りて着ました。

男性のハーフパンツは微妙なところですが、七分ぐらいまでの膝下があれば入室できます。
タイの全ての施設で統一されている訳ではありませんので良識の範囲となります。
国際都市バンコク市内の一般施設のドレスコード
著名なレストランやバーはドレスコードがあると思ってください
昼夜問わず、それなりの施設ではそれなりの恰好が必要となります
バンコクには一流の飲食店が数多くあり、夜にはオシャレな格好で楽しむ場所がたくさんあります。
最近では、ホテルもそうですが、夜景が人気のルーフトップバーなど。

予約して行かれるホテルのレストランは一応、ドレスアップしていくことで、他のお客様に顰蹙を買わずそれなりのサービスも受けられます。
タイでは店側も身なりで判断されることも多いです。
当然、レッドスカイ、シエロ、シロッコなど一流のルーフトップバーはドレスコードがあります。
それ以外の場所でも、常識の範囲で短パン、タンクトップ、サンダルは避けた方が良いでしょう。
日本でも帝国ホテルに短パン、サンダルで訪れないと同様にそれなりのドレスコードが夜の施設にはあります。
女性はワンピースであれば問題ありません。タンクトップなどファツション的に問題なければ女性の場合は露出とは関係ありません。
男性の場合は、短パンツ、ビーチサンダル、ランニンクシャツは入店お断りの場合が多く、TシャツもNGの施設もありますので襟付きが無難でしょう。
【タイ観光の服装のポイント】
【基本の服装】
動きやすいアクティブな夏服が最適
強い日差し対策として素材は日中は薄手の長袖スポーツウェアに使われるような通気性のよい服装の携行することをおすすめします。
移動時のタクシーや国内線機内・バスの冷房対策としても前開きの上着が便利
◆半袖とその上に直ぐに羽織れる薄手長袖のカジュアル上着等が基本
※日焼けが気にならない方は「半袖」
◆雨季や山岳地の場合、突然の豪雨時の雨風を通さないナイロン地又はポリエステルのシャンパー又はヤッケ等の服装も用意。
長袖又は七分袖のインナー着も雨で濡れた時の着替えとして重宝します。
※上記はバンコク市内以外の特に北部の山岳観光地など天候が急変します。
◆七分ズボン、当日に雨予測の時にも万全、足元が気になりません。
※短パンは、寺院見学や屋外レストランの露出、虫刺さされで懸念。
◆一日中の観光は、徒歩が基本ですので両手フリーのショルダーバッグ等
※盗難防止にも役立ちます。手で持つタイプはバイク等の引ったくりに狙われやすい。
◆靴は、サンダルは履きやすく、脱ぎやすいものが良いですが、ビーチサンダル的なかかとがないものは観光見学に足に披露の負担がかかります。
◆帽子は日差しや雨の時にも便利
本来、夏服として「短パン・半袖」が一番開放的でいいですが、タイの観光では季節や地域に準じた服装のポイント。
状況に応じた服装でご対応ください
女性の方は、履きなれているパンツが一番いい

↑立ったりしゃがんだりしても自由な服装が楽
【ホテルでの注意事項】
余談となりますが、ホテルでも一流ホテル以外の「セーフティボックス」の利用での盗難を頻繁に聞きます。
バンコク市内の一流以下のホテルは「セーフティボックス」は信用しない方がいいでしょう。
利用の場合は保管したお金をご一緒にご旅行される方と外出前に確認も必要。
金庫の中の位置の写真も確保しておいたほうが宜しいと思います。
帰ってきたと時に金庫内の位置が変わっていることも多々があります。
一部の金額を抜き去られる犯罪があります。パタヤやローカルホテルには特に要注意。
【 寺 院 内 】
仏塔・寺院の観光の際は、必ずと言っていいほど靴を脱いでの裸足
◆男性の靴下、女性のストッキングも禁じられています。
◆脱いだり履いたりし易いサンダル又は靴が便利。
◆寺院、仏塔により肌の露出が多いと入室できない場合がありますので着やすい長袖の薄手服装をご用意ください。
◆寺院内で足の汚れが気になる方は、タオルやウェットティッシュもご用意ください。
◆ビニール袋など自分の脱いだ靴を入れます。メジャーでない寺院では、靴の盗難もあります。※大切な靴は用心してください。
【 タイ旅行の持ち物 】
◆虫除けスプレー:北部寺院見学、屋外レストラン等、マラリア、デング熱等の予防にかかせません。
◆サンダル:厚手の底で踵が有るもの。普段から履きなれた疲れやすくないもの
◆常備薬品:整腸・胃薬剤、頭痛、腹痛、風邪薬、虫さされ用 等。
数日分をご用意ください。
◆雨用簡易ビニールカッパ:豪雨や濡れた時の防寒で利用。
※すべて簡易のもので使い捨て等が便利。
【持参すると役立つ携行品】
◆ハンドタオル・Pティツシュ・ウェットティッシュ
ローカルの公衆トイレ、レストラン(飲食店)で使用。
◆爪切り・毛抜き:素足での寺院内で必要となる場合があります。
いざという時は現地のセブンイレブンで購入できます。
◆使い捨てマスク:バンコク大気汚染、道路下水の悪臭、ほこり対策
◆水着:ホテルはプールがあります。一年中利用可能
◆ホテルでのジムウェア ※一日の疲れが取れます。
多くの荷物を持参しても負担がかかります。
「嵩張らない」「重くない」「現地使い捨て」など必要な用途に応じてご用意ください。

市場など下水が整備されていない場所は悪臭がひどい時も多々あります。
タイ計画はいつが一番おすすめか
タイ旅行の”ベストシーズン”はやはり11月~2月の乾季
乾季は、雨がほとんど降りません。晴天が続きます。湿度も高くないので過ごしやすい。
この時期も基本的に半袖で十分です。
バンコク市内でも朝夕は少し肌寒いと感じることがあります。
特にスコータイやそれより先の北部は寒いと感じるぐらい。冷房対策も兼ねて薄手の長袖は必須です。

↑スコータイのホテルに泊まった時の洋服です。
気温も10度前後と寒くレストランでは脱げないぐらい寒い。
タイは寒くても一切「暖房」をかけることはありません。
そのような習慣がないので寒さは自分で身を守るしかありません。
暑いのが大好きな人なら暑季の3月~5月が一番
最も暑い時期は”暑季”と言われています
雨は降りません。
正に毎日が暑すぎて遺跡見学や観光も避けたいくらいの暑さです
アイランドリゾートなら最適な季節
プーケット、リぺ島、サメット島などバンコク以外の楽しみ方なら一番のべストシーズンの時期
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以上、バンコクから一番近いアイランド・リゾートと一番遠い アイランド・リゾート のご紹介。
機会があれば是非!!
ホテルのプールでリラックスするのも良いでしょう。
日中の観光だけでなく色々な楽しみ方があります。
ナイトマーケットは日差しも無く活動開始とばかり賑わいをみせます。
【最新】バンコクの夜遊び観光!人気のナイト マーケット 5選
雨季の6月~10月は雨季対策。注意事項が沢山あります
先ずはスコール対策!
雨季には1日1回はスコールと言われる豪雨があります。日本で言う通り雨ですがその雨量が半端でない量であり厄介です。
バンコク市内でも冠水する場所はいつも同じです。
この冠水により交通マヒも必ず起こります。それでなくても渋滞するバンコク市内です。
車のマフラーの高さ以上に水が溜まることは頻繁です。
水が引くまでは移動手段はありません。
歩いて帰るしかないのですが膝下まで浸水で足元も悪く苦戦することでしょう。
ただでさえタイの歩道は整備されておらずデコボコ。冠水で見えないので障害物もあり大変危険です。
また、その水も汚水が逆流し衛生的にもかなり問題がありますのでご注意ください。
雨季の時期は特に夕方の外出は注意を払う必要があります。
余裕ある行動を心掛けた方が良いでしょう。
服装のポイントをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか
タイは行かれる季節でかなり心構えやそれに伴う行動の違いがあります。
タイの一番良いことは一年中が南国で暑く寒さ知らずで居られます。
日本で真冬のニューイヤーでもタイなら半袖で新年を迎えられる
そんな良い国です。
タイの計画から帰るまで思う存分楽しんでください
そうそうタイで最後の注意
熱帯の国ですのでも蚊が多く一年中、蚊が居ます。
虫除けのスプレー等は手荷物の持ち込み禁止により空港内で止められる場合がありますので機内持ち込み以外のトランクに収めるようにしてください。
特にバンコクは各地への移動は、空路による国内線が多く、言葉も通じないなかスプレー缶の仕様で没収されることが多く気をつけてください。
男女に限らず、化粧品関係の「スブレー缶」「液体ビンの容量」は、空路の場合、事前に調べて機内荷物に持ち込まないとこと心掛けてください。
毎日使う化粧品ですが、機内持ち込みで没収されることを良く見かけます。
↓国内移動の方はお読みください
タイ国内線の機内持ち込み規制強化。液体関係の容器はすべて要注意
屋外の夕食も楽しみのひとつです。
夜間のナイトマーケットや野外レストランでの「蚊」にはお気を付けください
多少のアクシデントは旅の思い出となりますが、事前の知識で防げることもあります
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