【タイ】オカマ大国のタイにLGBTに対する差別は根強くある。

フェイスブックのネット投稿で”オカマへの差別”の記事が物議を醸している。

LGBTの言葉はご存じだと思いますが、知らない方へ

LGBTとは、Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)、Gay(ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー、性別越境者)の頭文字をとった単語で、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の総称の言葉

上の写真:タイの友人の3人のオカマですが、見た目では解りません。

バンコクの友人仲間の集まりの話題もLGBTのことで論争!!

日本の旅行者においてタイでオカマショーやクラブで楽しめるとあって人気で華やかな部分があります。
今回、タイのニュースとして社会的な問題として取り上げられたのでご紹介します。

最初は私も違和感がありました。日常、オカマの友人の中にいるうちにタイでは普通のことのように思えていました。
タイのテレビを観れば、日本同様にオカマの番組が沢山あります。
一見、オカマか?解らないのがタイのテレビ番組です。

タイのオカマと言えば、以前「はるな 愛」が、タイ王国パタヤ市にあるニューハーフ・シアターの世界のニューハーフのビューティーコンテストの開催される世界大会で優勝したことでも知られています。
タイで街を歩いていると日常と変わらずオカマを目にします。
誰もが知る「オカマ大国」です。

最近はタイ全土でもオカマの人口もかなり増えています。感覚としては「学校の30名程度1クラスに1人以上、必ずオカマまたはオナベがいる」と言われています。
その現象はタイに限らず、世界的なことのようです。

タイで集まりがあると必ず実際に、数人のLGBTの人が居て紹介されます。
最初は近寄りがたい時もありました。最近はオープンな国柄にも慣れお互いに特別扱いもせず普通に接するようにしています。

タイは LGBT (性的少数派)に対してさぞ寛容な社会なのだろうと思っていました。
そして、社会的にタイのLGBTの人達の権利も確立され享受できているのだろう。と考えていましたが、実際は、まだまだタイでも社会環境や宗教的視点に於いて差別が多く地位的な侵害まであるようです。

話は変わりますが、下の写真は、友人の故人の式典での料理です。ブタの姿焼きにもビックリしました。
やはり生活習慣や文化が違うのだと、この時も思いました。


今回の話題の発端のニュースでは、「オカマ」であると言う理由で差別された「踊り子」のニュース。

5月10日のフェイスブックに投稿し”オカマへの性差別”の記事とは・・

葬式会場の火葬の際、オカマのダンサーが登場し炎の前で踊る、という催しが行なわれる際に葬式の司会者が「不適切である」と言ってオカマのダンスをやめさせたことが発端です。

このことが”オカマへの性差別”として、タイのフェイスブックは一時炎上

葬式でオカマのダンスを禁止する反対する側の論拠は、過去の仏典を辿ることとして「大昔、インドのベナレスの王様の葬儀では、処女の踊り子が踊りを捧げ死者が天国へ赴くためである。
オカマの踊り子では死者は天国へ行くことができないと主張したのです。

オカマの踊りに賛成する側は、仏陀は本来、絶対的な平等主義者であり”オカマを踊らせてはいけない”などとは言っていない。
後世の信仰者が勝手な仕来たりの判断をしているに過ぎない。
こうした後世の仕来たりをまるで仏陀の意思のように主張するのは問題であると主張。
処女とはあくまでも、穢れなき者の比喩であって生物学的な処女のみを指しているのではない。
そして、純粋の信仰心を持つ者であれば、オカマであっても当然、葬儀の場で踊る権利があると主張が飛び交ったのです。

オカマのダンサーは、過去、今までも何度も葬式で踊りを披露してきたが、このような言われ方をしたのは初めてだったと言う。

現在、この問題について世論は”オカマの踊り子も容認すべきである”との方向に収束しつつあり、彼女(オカマ)はその後も、普段と同様に仕事が就いていると言う。

タイ社会では、オカマの人数も多く、オカマに対して寛容であるのは確かですが”オカマ大国”のタイでオカマが性差別を受けているということ。
今回のように表面化した部分でもあり、それ以上に実際は、タイでもオカマは偏見や差別されていと思われます。
社会という括りでは”オカマを一段低く扱う”という土壌があるのは否めません。

そもそもタイは、厳格な身分社会。日本よりはるかに根強い身分差別があります。
そのため、仏教徒が多いなか、仏教の神聖な場や公式の場においては、オカマに対しあからさまに差別対応をすることがあります。
”オカマの数は多い反面、差別自体は根強く存在している”と言えます。

【タイの人達】
いいよ、気にしないで、どういたしましての言葉として「マイペンライ」を使います。
この「マイペンライ」は、気にしないで、と相手に言う場合や、気にしていないさ、と自分のことをいう場合にも使います。タイの人達は、頻繁に使います。
タイの国民気質をよく表している言葉、と言われたりしますが、確かにそうだと思います。
オカマへの差別などないように見えますが、タイ人は、一見容認していながら、それとは異なり本来感心がないのです。むしろ、内心では根強い差別の心を持ち、平然と相手を差別することがある一面もあるのです。


今回のニュースはタイの風潮のひとつですが、仏教信徒社会の狭間のテーマです。

近年は、インターネットやSNSの普及により「偏見や差別」テーマも投稿がしやすく、今回も一瞬でタイ全土の話題となりました。
そしてタイにおける人権やオカマ差別問題が浮き彫りになりました。
それにより私達のような国外へと知られることとなったのです。

 

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